生命力イラスト・モンスター的徒然雑草日記⑱汚れちまった哀しみに

私は介護生活者であるわけですが、非常事態宣言を受けて、かなり生活に変化がでてきました。

基本的に週一で実家に戻っていたわけですが、どちらかといえば非常事態におかれている福岡より、実家のある下関の方が物々しくなりはじめたのです。

まあ、現場が混乱してるのはわかるんですが。実家に戻ってからケアマネに「北九州に帰れ」という電話よこすのは、さすがにやめてほしい。少しくらい休ませてくれ(笑)タイミング悪すぎですよね。

このように、福岡から山口に帰るというのが、山口側で警戒されていて、もはや笑うしかないのです。

普段いる北九州が非常警戒地域だと、戻るだけでアウトになるようまあ、雑菌塗れの私に代わって、皆さんが介護してくれるみたいだから、来週から自分の用事に専念できるし、かえってラッキーかもしれません。

昔、「無敵超人ザンボット３」というアニメがありました。故郷だと思って地球を守っていた神ファミリーが「お前らのせい(で敵が攻めてきた)」と地球人から石投げつけられたというお話です。今自分のおかれた立場から、神ファミリーの気持ちが凄くわかる気がします。

まあ、さすがにこんな故郷のため、劇中の神ファミリーのようにガイゾックめがけて特攻する気はないですけどね。そう思うと人間のみにくさを70年代ですでに描き切っていた富野由悠季監督の慧眼たるや、おそるべしとしか言いようがないですね。