何故こんな時代になったのか?
簡単なことだ。
1800年代に書かれた事柄すら、もう人々は知らない。
『キリストや仏陀が本当に存在したのか、またその何を知っているというのか。』
『教育とは、暗誦と服従とを意味する。』
『大衆には、宗教が必要なのだ。』
『人々は、その盲信により神として祭り上げる。』
『30年もしないうちに、英雄から殺戮者へと心象を変えてしまう。』
群衆心理 ギュスターヴ・ル・ボン
こんな時代になったのは、
人々が大衆のままであり、支配者に偶像を求める余りコントロールされているからに過ぎない。
自分自身で創り上げた心の支配を解放することで、こんな時代ではない未来を築くことが出来るが、群衆の効果により掻き消される。
前時代の著者から幾つかの言葉を抜粋してみたがいかがだろうか。
また、要約して掻い摘んでみる。
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大衆は、住んでいる地域文化や言語に適した信仰の中で、その心象から偶像を創り出す。
それが絶対であると信じ込んでしまう。
だから支配者は、各国に合わせて統治の仕方を変えている。
そこに気付けないのは、その社会に適した教育をされているから。
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その通りだとは、思わないだろうか。
以前にも増してTVやインターネットによって、人々はマインドを乗っ取られているように見える。
まずは、自分自身による支配を解放する。
そこから始めることが重要だ。