なぜ家庭内でいたましい事件が起きるのか
家族内で信頼関係が薄れると、愛は憎悪に変わることがあります。愛の裏には憎悪が必ず同居しているからです。
意外かもしれませんが、真面目で忍耐力がある人ほど、上手にガス抜きできないと、怒りの沸点に達して、破壊的な行動にでやすいです。
また、よかれと思い、親が見守るだけの家族だと、子どもは自立せず、ひきこもり、ニートになる可能性が高いこともあります。
反対に子どもの気持ちを理解せずに、命令口調で育てると、家庭内暴力、家庭内での殺人事件に発展する可能性もあります。
現在日本の家族は、家にいてもそれぞれが孤独のベールにつつまれている。
家族で食卓を囲まず、それぞれがバラバラに食べ、食べ終わるとそれぞれの部屋に籠る。
家族本来の機能が果たせずにいるのではないかなあと感じます。
残酷な事件に発展しないためにも、日頃から家族で話し合い、理解し合う時間をもつことは大切ですね。
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