校則の意義

 中学生の時に言われて、いまだに腑に落ちていない言葉がある。「髪の毛を下ろすな」と言う言葉である。そして、他にも、当時意味がわからなかった校則が何個かある。

 靴下は必ずハイソックス、眉毛を整えてはいけない、下着の色は男女ともに白、など、全てが何のための校則か理解ができなかった。意味がわからなさすぎて、1度先生に、なぜそのような校則が存在するのか聞いたことがある。しかし、納得のいく答えは1回も返ってきたことがなかった。

 私の個人の考えとして、必要最低限の、人としてのマナーが守られてさえいれば、校則などいらないのではないかと思う。髪の毛をおろしている人でも、勉強できる人はできるし、できない人はできないのだ。

 見た目に関しては、その人たちの好きなようにすれば良いのではないか。見た目と学業が結びつくとは到底思えないからだ。このように、小さい頃から子供の個性は押さえつけるのに、就活の時になって、個性を求めるのだから、おかしな話だなといつも思う。日本の校則に関する考え方は、古すぎるのではないかと思う。変わるべきなのではないだろうか。

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