デザイナー多数所属、その理由とは?
こんにちは、cocone ONE広報担当のわたなべです。
今回はココネグループのユニークな点のひとつをお伝えしたいと思っています。
それは、所属するデザイナーの多さです。
ココネグループには1,000人強の従業員が所属していますが、そのうちの半数近くがデザイナーです。
一口にデザイナーと言っても様々な専門性があり、ココネに所属するデザイナーも以下のようにざっくりと分かれています。(各社の担当サービス等により呼称は異なります)
・アイテムデザイナー
・モーションデザイナー(2D/3D)
・UI/UXデザイナー
・グラフィックデザイナー
・3DCGデザイナー
中でも一番多く所属しているのが「アイテムデザイナー」です。
「アイテムデザイナー」はアバターが着用する服やアクセサリなどのファッションアイテムや、部屋を飾るインテリア等、デジタルワールドで楽しく、好きな姿で過ごすためのアイテムをデザインしています。
たくさんのアイテムを必要とするサービスを行う企業の多くはデザイン業務を外注することが多いのですが、なぜココネでは社内にこれだけのデザイナーが所属しているのでしょうか?
ココネのサービスのデジタルアイテム
それは私たちがお届けするデジタルアイテムが、いわゆるゲームのアイテムとは違った意味を持っているからです。
多くのゲームで提供されるアイテムは、装備することで体力や攻撃力等のパラメータが変化するものだったりします。
一方、私たちのサービスのアイテムにはそういった効果はまったくありません。
強くなるとか、時短になるという効能はなく、買っていただくためには、ただひたすらお客さまが「かわいい」と思うかどうか、「好き」と思うかどうかがにかかっています。
これは、現実世界のファッションアイテムに求められるものと、とても似ているのではないでしょうか。(一部ブランドものは戦闘力上がりそうですけどね)
そして、私たちの一部のサービスでは、デザイナー一人ひとりがサービス内でのデザイナーネームを持ち、それを公表しています。
お客様はリアルな世界で好きなブランドを見つけるように、ココネのデジタルワールドでも作り手に共感し、推しのデザイナーを見つけることができるのです。
「どこかの誰かが描いた絵」ではなく、「この人が作ったアイテム」を私たちは作っています。ココネのアイテムデザイナーは、自ら販売計画を立て、いつどんなテーマでどんなラインナップでアイテムを提供するのかも考え、企画しています。
季節感、世の中の空気感、流行っているものなどを総合し、今のお客様がどんなものに共感し、欲しいと思っていただけるかを常に考え、お客様の動向や、売上の数字も把握してアイテムを生み出しています。
グループ一丸でデジタルワールドを作る
私たちがお届けしたい「感性に基づくデジタルワールド」のために、デザイナーも、単に画像を作って終わりというわけではなく、その世界を作り、お客様が感性を表現する手段を増やすことを考えています。
ココネには多数のアイテムデザイナーが所属し、お客様や、お客様の感性と一緒に世界を作っていこうとしています。