見出し画像

経営者の真のニーズに”先生”が応えられていない現実

歌って走る人材定着コンサルタントの
ゆっぺと申します😀

今日は私が”組織づくりの支援をしよう”
と思うに至った背景について書きます。

会計事務所で社会保険労務士として
中小企業の支援をしていたときのこと。

支援の中で、会計担当のスタッフに同行して
中小企業の社長にお会いすることが有ります。

そこでは会計のスタッフが法定帳簿の報告を、
社会保険労務士の私は社会保険手続きや
給与計算の結果を納品します。

それらが終わり次第、雑談のような時間に
なるのですが、社長からは様々な相談事が
出てきます。

組織のことや、販売促進のことが
話題に上がることが多いです。

では、これに対して支援者の私たちが
十分に応えられていたか。

私にはそうは感じられませんでした。

販売促進の話題に対して会計のスタッフは、
「そこは社長が頑張るところです。」
などと言って話を濁し、

組織づくりの話題に対して社労士の私は
「就業規則にルールを設けましょう」
と、無理やり法律論の受け答えをしていました。

本来は人間心理や人事制度の観点からの
回答もすべき内容です。

こういった受け答えをしている自分に
「悔しさ」を感じていました。

そんな中、外部のセミナーなどで同業者と
話してみると、どこの事務所も
似たような対応をしていることが分かりました。

「中小企業の社長さん達は
 組織づくりや販売促進など
 経営を革新することに関する
 相談相手を求めている一方で、

 税理士や社会保険労務士は
 そのニーズに応えきれていないことが
 多そうだ」

ということを感じました。

社会保険労務士は、社長さん達からは
“人と組織の専門家”として見られています。

一方、大半の社会保険労務士は
“社会保険手続きと労務の専門家”であり、

人間心理や人事制度づくり等に関しては
分からないなど、社長のニーズに十分に
応えられていない事がほとんどです。

そこで、私は独立を機に、社会保険労務士の
手続きや給与計算業務をやめ、

人間心理や人事制度づくりを学ぶなど、
“人と組織の専門家”として活動を始めました。

という経緯になります。

これからも研鑽を積み、社長のニーズに
正面から応えられる存在になっていきます。

本日もお読みいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?