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人材定着を考える上で大事なこと②承認感を満たす

歌って走る人材定着コンサルタントの
ゆっぺと申します😀

今回も私の経験談を書いていきます。

会社員として勤務していた時、
年に一度、全国の社員が集合する合宿研修がありました。

その中では、社員全員が一年間の成果を作文にし、
コンテスト形式で発表する、という時間が有ります。

100人ほどの社員の前で発表するため、
マイクを握る手や声が震えていたりと、
発表者の緊張感がひしひしと伝わってきます。

この発表会の良いところは、
営業など売上に直結する花形の部門だけでなく、

総務・経理など、会社の縁の下の力もち的な立場の
人の頑張りもみんなに共有されることです。

「あー、○○さんってそんなことしてたんだ。」
「あの仕組みって○○さんのおかげで出来ていたんだ。」

など、発表を聴くことをとおして大きな
気づきが生まれます。

昼に作文の発表会が行われ、
夜の懇親会の時間で優秀者が表彰されます。

優秀者の人たちが表彰されて嬉しい、満たされる、
というのはもちろんですが、選考に漏れた人たちでも

「いい発表だったよ。ありがとう。」
「すごく刺激を受けました。」

といった会話が生まれていて、
とても充実した表情をしていました。

自分の頑張りが人に認めてもらえるのは
本当に嬉しいことですし、
仕事のやりがいにもつながります。

人材定着を考える上は、
「不安感が解消できているか」だけでなく、
「承認感を満たせているか」についても
考えていくことが重要です。

建設業や医療業などの職人気質の業種では、
失敗したときに叱られる反面、
普段通り仕事が進んでいる時には承認されない、
感謝されない、という傾向にあります。

自分の職場が「承認感を満たす」ことが出来ているか、
普段から「ありがとう」が伝えられているか、
ぜひ確認してみてください。

お読みいただき、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします^^

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