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『神聖なる世界』 最終章 聖なる華

最終章
『聖なる華』


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『神聖なる世界』ボーナストラック最終章


この
シリーズは
この章で最後になります。
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最後までお読みいただき
誠にありがとうございます。
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今回は、最終章に相応しく『聖なる華』というタイトルでお送りします。

前回、第十章『聖なる空』で触れたように、『フラワー・オブ・ライフ』の幾何学的意義について、また、その『華』の意味について、今、解説できる限りの情報を収集しお伝えしたいと考えています。

その前に、今までの内容をまとめてみましょう。

序章『神の顕現』では、神聖なる「神の定義」に触れ、私たちは「神」を支える存在であり、そして私たちは、「神」を内包している、と申し上げました。また、宗教観に触れ、「秩序」「調和」「浄化」により、一人ひとりが幸せに気付き、豊かに生活できる世界に向かうには、信仰心が大切であると申し上げました。さらに、ソウルとスピリチュアリティの違いを認識し、「こころの立体モデル©」を神聖幾何学的な見立てと比較しながら「自分」「自己」「自我」の関係性にも触れました。そして、責任ある自由性を持つ「緩衝帯」に「自分」が存在することを確認しました。

第一章『天地創造』では、さらに「こころの立体モデル©」を東洋思想の「陰陽」から解釈し、「言葉」「生命」「光」「マインド」を分かつ境界について、「ヨハネ福音書」をガイドに解説を加えました。

第二章『天界と魔界』では、意識についてのお話をしました。「状態」「段階」「水準」と大きく三つの意識が存在し、私たちの「天界や魔界」のイメージに深く影響していることがお分かりいただけたと思います。

第三章『魂の修行』では、私たちの「存在」が「霊魂」であり、霊長の「能力」を、わが国の神道の「直霊なおひ」と関連させて解説しました。修行については、ルドルフ・シュタイナーの著書から修行者の心構えを記しました。

第四章『聖なる光』は、内なる光の正体を、あえて物理的な世界観で記述することを試みました。これはあくまでも仮定のお話で、その数式的秩序の解明は、今後さらに進んで行くことでしょう。「内面」に広がる「光」は私たちに「希望」や「勇気」を与える力でした。

第五章『光の実態』で、さらに『愛』について考察していきました。『愛』という抽象的な言葉をより深く理解することで、本当の『愛』の本質に触れることができます。私たちに「気付き」と「浄化」と最終的に「調和」を生み出す力そのものでした。

第六章『聖なる性(さが)』では、理性、知性、感性、霊性について、立体モデルから解説を挑みました。特に『霊性』については、回転や循環の能力を意図することをお話しました。そして、モデルの中に『霊性』がどのように立ち現れるのか、それぞれの関係性にも言及しました。

第七章『聖なる力』(ファンタジア)では、『聖なる光』が「勇気」や「信頼」、「勇敢さ」や「正義」の感覚を生み出す力を持っていることを証明しました。「霊長のプロ」としての振る舞いを忘れずにいること、そして「気付き」の前兆として「暗い夜」の訪れを知ること、これらは生まれ持った智慧として私たちの精神の根幹を為すものでした。

第八章『魂の法則』で、改めて『霊性』と『スピリチュアル』の定義を明らかにすべく検証を行いました。ここでは、ケン・ウィルバーの理論を利用して『魂』の成長に関連する事柄をお話しました。そして、「こころの立体モデル」と「真善美」や「偽醜悪」がどのように関係するかも解説を試みました。

第九章『聖なる鏡』では、「黄泉の国」が存在するとして、「この世」と「あの世」、現実世界と仮想世界の独自理論を展開しました。そして私たちが抱くバーチャルな印象世界の持つ落とし穴にも触れました。

本編最終章の第十章は『聖なる空(くう)』として「この世」の「ライフ」や「あの世」の「インナーライフ」そして「黄泉」の存在である「イントラライフ」にも意識した世界観の繋がりを見ていくとともに、最終的には「空」に辿りつくことを解説しました。

そして、いよいよ最終章では、『空』の概念に基づき、『次元』のお話を交えながら、私たち人類の意識の変遷と方向性についてお話をしたいと思います。

Ⅰ.「華」を観る「次元」とは

 これから2つの命題に沿って解説をして参ります。

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