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今からでも遅くない。「自分探しの旅」

まだ知らない自分の「本質」を知りたくて、
伊木ヒロシさんの セルフコーチングセミナーを受講しています。
その中で出された課題がこの
【わたしに会うまでの1600キロ】
出演者たちをそれぞれ自分の人生の実際の人に置き換えて観る事です。

この映画は、最愛の母の死をきっかけに人生が迷子になってしまった女性が再びあの頃の自分に会うまで1600キロ歩き続けるというストーリー。

主人公のシェリルが過酷な旅に向かう途中にいろんな人との出会いの中で
自分自身の過去の出来事をフラッシュバックさせながら
自分の中のもう一人と対話しながら本当の自分を探す。過酷な環境、残酷な出来事もすべて「今の自分」に出会うには、必要な事だったんだ気づかされた旅。

主人公の女性を自分に置き換えて考えてみました。

私自身も人には中々理解してもらえないと思う過去があります。
思い出したくない、言葉では伝えきれない出来事。
勇気を出して誰かに相談すれば
「なんだ、そんな事?」「誰でもあるよ」
そんな風に言ってくれる人もいるかもしれません。

悩みも十人十色。自分の痛みは自分にしか理解できない様に思います。
だから、じぶんに問いかけます。

その出来事が今のじぶんに何を導き、何を壊し、何を花咲かせ、枯らせ、道を変えさせるのかを。

いつもそばにいて支えてくれる家族、友達、職場の同僚、いろんな人の顔がうかびます。十分幸せです。
壊してしまった事も、辛い思いをさせた事もたくさんあるけれど、すべて今のじぶんには必要な出来事だったんだと思うと、これから先も頑張れそうです。

 あと、この映画で登場する人物のところどころで出てくるセリフや名言がすばらしくて、胸に刺さりました。

特に印象深かったのが、主人公の母親が余命宣告をうけたあと言った言葉で

「いつも誰かの母親だったり、奥さんだったりで自分の人生を操縦したことがない」

「まだまだ時間があると思っていた。これからはじめようと思ってたのに」

このシーンを見たとき、胸の奥がしめつけられるようでした。
自分にとって触れられたくない部分、核心をついた言葉だっだからです。

そう、じぶんらしく生きていきたい、自由になりたい・・・。
思ってはいても、つい「だって・・、けど・・・」言いたくない言葉が出てきてしまう。じぶん可愛さのゆえの「言い訳」の数々

人はいつ死ぬか誰にもわかりません。
だから最後の日には
「最高の人生だったなぁ」って思いたい。
「あの人は自分の思い通りの楽しい人生だったろうね」って言われたい。
だったらどうしたい?

書く手が止まってしまいました。

これから長い自分探しが始まりそうです。人生半ばですが今更こんな事に気づくとは…今からでも遅くはないかな・・

「一つの行動が何を生むのか?」

すべての行動が今につなっがてるとしたら。。。
今この瞬間を大事に、今のある幸せを感じながら少しづつでも進んで行きたい。
今こうやってブログを書いていることが、何か新しい知らない世界へつなっがてる様な気がしてきて、少しですが、心がふんわり軽くなりました。









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