2021年映画鑑賞振り返り〜総論編〜
こんにちは、ココです。
最初の投稿は、2021年映画の振り返りから!
さーて、まずは何を見たか、filmarksの点数とともに鑑賞順に振り返り。
最高の人生の見つけ方 3.9 @アマプラ(邦画公開を知る前に、たまたま2007年版の洋画を観てました。)
マチネの終わりに 3.2 @アマプラ
花束みたいな恋をした 3.9 @映画館
すばらしき世界 4.3 @映画館
あのこは貴族 3.1 @映画館
イン・ザ・ハイツ 2.5 @映画館
キネマの神様 3.1 @映画館
竜とそばかすの姫 4.0 @映画館
ドライブ・マイ・カー 4.0 @映画館
さよならくちびる 3.6 @アマプラ
そしてバトンは渡された 3.3 @映画館
※個人的に、映画館で観るのとそうでないので、全く受け取り方が違うと思うので、どこで見たかは明記してます。(この話もいつかnoteに書きたい。)
全部で11本!2020年は、ちょっと映画館に行くのを控えてしまったのと、気持ち的にもあまりのらなくて、少なめだったけど、2021年は、以前のペースに戻ってきました。ただ、私的変化としては、今年は邦画が多かったかな。「観たい」と思う邦画が多かったし、ちゃんとそれぞれよかったので、マイ邦画あたり年でした!
ベストスリーは
1位 「すばらしき世界」
2位 「竜とそばかすの姫」「ドライブ・マイ・カー」同率
という結果に!いや〜「花束みたいな恋をした」もよかったのだけど、4位でしたか。(自分でつけたんだけど。)これはあれだな、filmarksは観た直後のレビューなんだけど、「花束〜」は後からじわじわ良さが染み渡ってきたので、その結果かもしれない。
「すばらしき世界」は文句なしの1位!何度振り返っても、良い作品でした。万人におすすめできるものではないし、間違っても今元気じゃない人は回復した後に観てほしい。最後まで観てしまったので、私ももう一度見るには気力が必要なのだけど、社会派映画の良作でした。役所広司さんの迫力がすごいのはもちろん、個人的一押し俳優の仲野太賀さんの熱演がよかったですね。二人で並んでお風呂入るシーンはムネアツ。
アカデミー賞風に「すばらしき世界」が作品賞、「花束〜」を脚本賞とするならば、「竜とそばかすの姫」は作曲賞、「ドライブ・マイ・カー」は編集賞でしょうか。
「竜とそばかすの姫」はミレパのUの影響力満点のオープニングから中盤の歌唱シーンなど、音楽性の高い作品で、図らずもドルビーアトモスで観て正解でした!ストーリーは完全に美女と野獣だったけれど、ストーリーそのものよりも「新しい映像体験」という感じでしたね。
「ドライブ・マイ・カー」は、久しぶりの超長編。1時間のドラマでも飽きられないように必死なのに、今どき3時間なんて!と思ったけれども、映像と音声の緩急や、主人公の目線で盗み見しているような撮り方、意味深な劇中劇のセリフなど、工夫が満載で退屈する暇がなかったです。
さてさて、長くなりましたが、今年は激アツ邦画が盛りだくさんの1年でした!2020年のコロナ当初、エンタメは不要不急だ、などと言われて傷きながらも苦労して公開にたどり着いたアーティスト達の渾身の表現だったのではなかろうか、と思っています。
来年もエンタメの未来に幸あれ。
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