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薬に副作用なんてない? あるのは作用だけ!
こんにちは。名古屋で腸セラピー専門サロン&スクールを運営しております、腸セラピストの加藤ひろきです。
今日は「薬の副作用」について、少しだけ私の考えをお話ししたいと思います。
私が薬の世界で感じたこと
実は、腸セラピストになる前、私はドラッグストアで約3年、調剤薬局で約1年勤務していました。
その間、薬を「販売する側」の立場で働いていたんです。
特にドラッグストアに勤務していたときのこと。
「もっと強い薬はないの?」「もっと効く薬が欲しい!」と求めるお客様が次々と来店されていました。
その中には、薬が手放せなくなり、いわゆる薬依存のような状態に陥っている方も多くいらっしゃいました。
薬は確かに体を助けるものですが、「使い方を間違えると負担になる」という現実を、その時から強く感じていました。
この経験が、私が腸セラピストとして活動する今の考え方につながっています。
副作用って、ちゃんと考えたことありますか?
薬の説明書やCMでよく見かける「副作用」という言葉。
でも、皆さん、副作用についてどれくらい気にしていますか?
「副作用なんて大したことない」「自分には関係ないよね」と思っている方も多いのではないでしょうか。
でも実は、副作用とは決して無視できるものではないんです。
副作用=体に悪いもの、ではない?
ここでちょっと視点を変えてみましょう。
実は、薬に「主作用」と「副作用」があるわけではなく、すべてが「作用」なんです。
製薬会社や医療機関が「これが体にいい効果!」と考えるものを「主作用」。
逆に、「これがちょっと厄介な効果だね」と判断したものを「副作用」。
つまり、この区分は、単に人間の都合で作られたものなんです。
だから、薬の作用はどちらも体に影響を与えるものだということを忘れてはいけません。
これ、意外と知らない方も多いんですよね。
便秘薬の副作用、ご存じですか?
例えば、便秘薬を例に挙げてみます。
便秘で悩んでいる方には頼りになる薬ですよね。
でも、便秘薬を長期間使い続けると、こんなことが起きることもあるんです:
腸が怠けてしまう(薬がないと動けなくなる)
水分バランスが崩れて下痢になりやすくなる
お腹の張りや痛みが強くなる
実際、私のサロンに来られたお客様で、長年便秘薬を飲んでいた方がいました。
その方は「便秘が治らない」とずっと悩んでいましたが、実は薬の副作用で症状が悪化していたんです。
薬を少しずつやめるようにお伝えし、腸を整えるケアを続けたところ、副作用と思われる症状が落ち着いていきました。
その時、お客様が「薬が原因だったなんて気づきませんでした」と驚かれていたのを今でも覚えています。
安心・安全と思われている漢方にも副作用がある
「でも、漢方薬なら安心でしょ?」と思われる方もいるかもしれません。
確かに、漢方薬は自然由来の成分を使っているため、「体に優しい」「副作用が少ない」というイメージがありますよね。
でも、漢方薬も立派な薬です。
主作用があるということは、副作用もある、ということなんです。
例えば、風邪の予防や初期症状に使われる「葛根湯」。
これも、場合によっては副作用を引き起こすことがあります。
以前、ある方が「風邪を予防したい」という理由で、毎日葛根湯を飲んでいました。
その結果、その方は胃の不調や体のだるさを訴えるようになりました。
実はこれ、葛根湯の効能効果による副作用だったんです。
葛根湯には体を温めて血流を促す作用がありますが、体質によってはこれが負担になることがあります。
この方も、「自分に合わない薬を毎日飲んでいた」ことが原因だったんですね。
薬を使うときに気をつけたいこと
薬には確かに体を助ける効果があります。
でも、それだけではなく、「体に負担をかける作用」も持ち合わせているものです。
薬を使うときには、「この薬が自分の体にどう働きかけるのか」をしっかり考えることが大切です。
特に長期的に使う場合は、体と相談しながら取り入れることをおすすめします。
自然治癒力という選択肢
私は西洋医学を否定するつもりはありません。
薬が命を救う場面があることも間違いありません。
ただ、本来自分の体に備わっている「自然治癒力」に目を向けてみるのもいいのではないでしょうか?
腸を整えるだけでも、体がスッと楽になったり、不調が和らいだりすることがあります。
薬だけに頼るのではなく、体と向き合いながら自然治癒力を引き出すことも、健康の一つの形です。
まとめ:薬との付き合い方を考える
薬は、「良い作用」だけでなく、「負担になる作用」もあるものです。
自分の体と対話しながら、必要な場面で上手に取り入れていくことが大切です。
そして、薬に頼りすぎるのではなく、自然治癒力を信じて、自分の体を労わる時間を作ってみてくださいね。
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