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【活動報告】ここいろ保護者会(2024年5月)


こんにちは、ここいろ保護者会 運営チームです。今年度より保護者会 運営チームが活動報告を担当します。

先日、2024 年度第1回目の保護者会を開催しました。 広島県内外より 12 名(うち初参加が 2 組)が参加されました。


保護者会ではまず

  • 今日、自分が呼んでほしい名前

  • 子どものこと

  • 今日の目的(聞きたいこと・話したいこと)

をメモに書いてもらい、自己紹介をします。
(そのうえで参加の目的に沿ったグループ分けをして、保護者が欲しい情報を得やすい環境にすることがあります。)


今回は少人数だったのでそのまま輪になって話をすることにしました。

  • 子どもが望む性別で受け入れてくれる進学先(中学→高校)の情報が知りたい

  • FTM の子どもがナベシャツを着ているけれど体に悪影響がないか心配。せめて夜寝る時は外させたい

  • 子どもからカミングアウトされたけど子どもがより良い人生を送るために何ができるか

  • 自分を傷つけてしまう我が子への接し方が分からない、不安がある

  • 住んでいる地域に LGBTQ+の支援団体や相談先がない

といった保護者の知りたい内容について
実際に子どもが通っている学校の状況や病院(診察内容や治療方法)、名前の変更の方法、 相談できる病院・医師の情報などを共有しました。

◯学校へ要望するとき

回答を急ぐとプレッシャーになるので、何度も話し合い信頼関係を築いていく。
「親の要望」ではなく「子どもが学校で過ごしやすくなるように」一緒に考えてもらう。 状況によっては子どもの意思を確認しながら子ども自らの言葉で伝える。

◯ナベシャツや下着のこと

子どもの行動には心理的・身体的に安心感・満足感を得たいという思いがあるのでは。 親の気持ちも伝えつつ、子どもの思いを確認しながら対応策を探っていく。

◯自分を傷つけてしまう我が子に

「そんなことをしてはダメ」と否定するのではなく 「それだけ辛かったんだね、苦しかったんだね」と受け入れ、寄り添う。

◯各地域でのLGBTQに関する支援団体や相談先について

各地域でのLGBTQに関する支援団体について紹介してある記事を共有しておきます。


保護者それぞれが経験してきたことは貴重な事実として、状況は違ったとしても気づきを得たり共感できることがたくさんあります。

また、アライ(支援者)の方から「子どもの居場所づくりを始めた」と嬉しいお知らせ。

安心できる居場所って、誰もが欲しくて、大切なものなんだなと改めて感じました。


次回のここいろ保護者会は、
8月25日(日)13:30〜15:30を予定しています。

保護者会へ参加したい、ご興味がある方は、ここいろhiroshimaのHPよりお問い合わせください。



2024年度の保護者会の実施日時の予定は以下の記事からご確認ください。


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