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23通目「人に何かを教える時のコツや心がけについて①」

 みなさん、こんにちは!!
 改めまして、今回から数回にわたって、『人に何かを教える時のコツや心がけについて』の記事を執筆していきたいと思います。これまでコラムの中で、筆者は聾学校という教育現場に約28年ほど携わってきたことをお伝えしたことがあるかと思います。この経験から得たことを参考にしながら、このテーマに沿って書いていきます。

 「教える」というと、とても難しいイメージを持たれる方が多いかもしれません。ですが、逆に「教えるんだ」「教えなければ」と構える必要はありません。教えるにあたって大切なことは、この時間を通して、最終的に何を伝えたいのか、相手にどう感じ取ってほしいのかを明確にしておくことです。

 例えば、私が手話を教える時に大切にしていることは、「手話をより身近なものとして感じてもらう」です。1コマの手話レッスンの時間を終えた時に、「手話をより身近なものとして感じる」ことで、次に繋がっていくといいなといつも思いながら教えています。レッスンを重ねていくことで、「手話で伝え合うことの喜びや楽しさを味わっている自分の姿」を想像できたら、ワクワクしてきますよね(*^^*)

 そのために、一方的に話すことは極力避けるようにします。学ぶ人が「受け身」にならないよう、積極的に学びに参加できるようなコミュニケーションを心がけます。始めの数分間は雑談の時間に充てるといいでしょう。近況報告から入って、少しずつ相手の気持ちを引き出していき、相手が何を求めているのかを掴むことで、レッスンで教える内容を組み立てやすくなるでしょう。

 今回の『人に何かを教える時のコツ』のまとめは、次のようになります。

  • 対話から相手が学びを通して何を期待しているのかを知る。

  • 最終的に、相手に伝えたいことやどうなってほしいのかを明確にしておく。

 話し方サポートコココでのレッスンは、一人一人に合った内容でレッスンを進めていますが、堅苦しさはなく雑談などもあって楽しい雰囲気です。詳しい内容についてはマンツーマンレッスンはこちらから、法人向けレッスンはこちらからご覧ください!
 興味はあるけれど「こんな自分で大丈夫なのかな?」と不安な気持ちのある方は、最初の無料相談も受け付けているので、とりあえず話してみませんか?話したいことがまとまっていなくても全然大丈夫です。安心してスタッフに声をかけてください。お待ちしています。

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