7通目「ポジティブ思考になれるようなコミュニケーションのコツ~その⑤~」
全国各地で35℃近い気温を記録する地域もありますが、皆さんにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか?「水分補給」を推奨されていますが、ミネラルや塩分も含まれている水分を意識してとるようにして、体調管理につとめていきましょう。
さて、今回のコラムは「全てうまくいっている(目の前のできごとは全て「点」)」です。 今までご紹介した「ポジティブ思考になれるようなコミュニケーションのコツ」についてはこちらの記事からチェックしてみてください。
今回のテーマである「全てうまくいっている(目の前のできごとは全て「点」)」は、何度も目にしているという方も多いと思います。ありきたりの言葉だと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、この言葉を自分の中にきちんと落とし込んで日々過ごしている方は、もしかしたら少ないかもしれません。
これは、いろんな解釈の仕方があって、その解釈の仕方によって生きやすくもなったり、なかなか現状が変わらないという気持ちになったりもします。
ここでは、私が生きやすくなったなと思う解釈の仕方を、参考までにご紹介させて頂きたいと思います。
毎日の生活の中で、いろいろなことが起きます。小さなこと大きなことも含めて、私達の思考や感情は、日常の中で目にしたり耳にしたりする情報から、影響を受けながら過ごしています。それによって、思考や感情を揺さぶられたり。そして、無意識のうちに、自分の感情に蓋をしたり、思考を停止させたりしていることもあるかもしれません。
私の体験から、その繰り返しの中で得られるものは少なかったなと思うのです。自分の中で自然に沸き起こった感情を、無理に「なかったこと」「見なかったこと」にして過ごしていました。それは、思っていた以上にエネルギーを消耗し、その繰り返しによって、やがて心と身体の疲弊に繋がっていきます。「病は気から」という言葉もあるように、心が疲れていくとだんだん身体にも影響していきます。心と身体は繋がっています。
数年前までの私もそうでした。原因不明の体調不良がずっと続いていて、病院に行っても何の問題もないと言われていました。自分でどうしていいのかわからないという状況が続いていた時期がありました。今は、知らず知らずのうちに自分で招いていたことなんだなと、原因の一部がわかり、そこから大分生きやすくなったなと、最近体感しているところです。
つまり、目の前で起きているできごとによって湧き上がった気持ちを否定せず、全て受けとめるのです。そして、そのできごとに捉われず、その先に見える未来に目を向けるようにするのです。「視座をあげていく」感覚に近いかもしれません。もう一人の自分が、今の自分のありのままを優しく受けとめてあげるという表現の方がわかりやすいでしょうか。
目の前のできごと、嬉しいことも嬉しくないことも含めて1つ1つを「点」として捉え、その先に見える未来に想いを馳せていく、その作業を繰り返していくことで、ある時突然こう思えるようになるでしょう。
『全てはうまくいっている』
点と点が伏線となって繋がった時に、その感覚が体感としてわかるようになるでしょう。そうなったら、本当に「生きやすく」なります。
そう思えるようになるまで、私も時間がかかりました。時間がかかったけれど、目の前の出来事は「点」と捉え、全てを受けとめるという作業を続けて、本当に良かったと心の底から思っています。それは、仲間がいたからこそできたことでもあります。
コココのスタッフも、皆さんが少しでも生きやすくなるようなお手伝いをしたいと、いつでもスタンバイしています。講師と受講生としてだけではなく、一緒に伴走するそんな仲間に近い存在でありたいと思っています。「話してみようかな」と少しでも思ったら、是非コココの扉をノックしてみてください。お待ちしています(*^^*)
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