15通目「トラウマとの向き合い方~トラウマについて~」
こんにちは!
早いもので、2024年もあと1ヶ月と少し・・・「光陰矢の如し」という言葉がありますが、私には時の流れが「光の如く」感じられる日々です。瞬く間に過ぎていく日々、だからこそ一日一日を大切に過ごしていきたいという気持ちを強くしているところです。
さて、今回から「トラウマとの向き合い方」についての記事を、何回かに分けて書いていきたいと思います。このテーマについて書いてほしいという声があった時、正直な話、デリケートな内容だけに少し躊躇していました。そして、ネットなどで検索したり、YouTubeなどを観たりして、トラウマについて自分なりに整理していました。
毎年、トラウマを抱えて悩む人が何百万人もいること、医療機関などの力を借りて治療するという重症のものから、日常生活の中における些細なことがきっかけとなって起こっているトラウマに時々苦しめられるというものまで、実に様々なトラウマの症状があります。現代を生きる私達にとって、身近な存在で、大なり小なり何らかの形で誰もが抱えているものなのだろうと推察します。
大なり小なりと書きましたが、本人にとっては、そのトラウマによって日常生活を送る上で何かしら影響を受けていたり、また本人の自覚していないところで、思わぬ形で周りに影響を与えていたりすることもあります。その人の抱えているトラウマは、どんな状況であれ、本人にとって大変なものを背負っているのだと理解し、そのトラウマと向き合っていくものであるということを、私達は知っておく必要があります。
どんなトラウマも、それぞれの症状に合わせた適切な方法で、向き合っていくことは大切になってきますし、周りがその状況に理解を示していこうと寄り添っていく姿勢は、言うまでもなく基本的に大切なことです。
では、トラウマとは何か、ここで改めて確認しましょう。ネットなどで調べると『心的外傷』という言葉が出てきます。もっと優しい言葉でいうと、『心の傷』で、それは目に見えないものです。そのために、苦しんでいる本人ですら気がつかなかったり、自覚していなかったりして、長い間放置されてしまうというケースはよくあります。
トラウマによって引き起こされる症状も、人によって様々です。その人の体験したトラウマの内容によりますが、引き起こされる症状としては次のようなものが挙げられます。(これはあくまでも一般的な例です。)
〇身体的な症状・・・頭痛、胃痛、疲労感、不眠、動悸、めまい、呼吸困難、発汗、緊張
〇感情的な症状・・・不安や怒り、自己肯定感の低下、孤立感や恐怖感、人間関係の困難
今回は、トラウマとは何か、トラウマと向き合うにあたって大切なことについて、基本的な部分について触れました。次回は、コミュニケーションに的を絞って話す予定です。(記事にしていく中で変更の可能性もあります。その時はご了承下さい。)
話し方サポートコココでは、レッスンを通して、生徒様一人一人の気持ちや想いに寄り添いながらサポートしていくことを大切にしています。日常生活の中で何かしら息詰まりなど感じている方がいましたら、一人でがんばらずにいつでもコココに遊びに来てください(*^^*)おしゃべりしたいというのも大歓迎です。