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突然の体調不良の原因が甲状腺の疾患だった話

こんにちは。

若い頃、会社の先輩から
「40代になると、体のどこも調子の悪い箇所がないなんてことは1年の中で2日くらいしかない」
と言われて以来、40代になる日を恐れながら生きていましたが、
実際に40代になると本当にそうで、健康の大切さを噛み締めております。

体は資本。

原因不明の体調不良が急にやってきた

さて、タイトルの件です。

ある日、メンターをしていた会社の後輩とランチをするため外出し、その後はオフィスで仕事をするつもりが疲れてクタクタになってしまい、
そのまま帰宅して在宅勤務に切り替えたことがありました。

コロナ禍以降、通勤することがめっきり減ったこともあり、
ちょっと電車で移動するだけで疲れるなぁ、
40代になって疲れやすくなったことが原因かしら、
なんて深く考えず、自宅で体を休めて過ごすことにしたのです。

しかし、翌日になっても、その翌日になっても一向に体調は戻らず、
5分ほど外に出ただけで気絶するように床に倒れ、
在宅での仕事すらままならない状態になってしまいました。

風邪の症状があるわけでもなく、熱もない。
ただ極端な疲労感に襲われ、体を起こしておくことができない。
何時間寝ても疲れが取れない。

「これは流石におかしい」と思い始めた頃、
ちょうど健康診断の結果が送られてきました。
普段だったら読まずにポイっと置いておいてしまうのですが、
何かヒントがあるかもと思い開封すると、
そこには「甲状腺疾患の疑い」の記載があったのです。

橋本病という甲状腺疾患

私の母は40代半ばの頃に甲状腺疾患の橋本病と診断されました。
橋本病は珍しい病気ではないものの、遺伝することもあるとのことで、甲状腺疾患と聞いてピンと来た私は、すぐに甲状腺専門のクリニックを訪れました。

理由もわからず毎日気絶しそうなくらい疲れている、
起き上がることすら辛い、
健康診断で甲状腺の異常を指摘された、
母も橋本病、
というわかりやすい条件が揃っていた当時の私。

早々に検査をしていただき、橋本病と診断されました。
チラージンという薬を処方され、
「絶対によくなりますからね」とお医者様が優しく励ましてくださって、
本当に2、3日後には見違えるように元気になり、起き上がれるようになったのです。

体調不良の我慢は禁物

私は子供の頃から割と健康体で、
虫歯もなければ病気もしたことないこともあって、
病院には滅多に行かないで過ごしていたのですが、
もし健康診断を受けていなかったら、長い期間にわたって体調不良に悩まされていたかもしれません。

日々が忙しいと、自分のことは後回しになってしまう方も多いと思います。
とはいえ、「なんだか最近疲れが取れないな、体調悪いな」というときは、
シンプルに病気であることも往々にしてあるんだな、と感じた出来事でした。

なお、発症してから1年以上経ちますが、治療のおかげで体に不自由を感じることなく過ごしております!

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