〈レポート〉メイボンの瞑想会 - 秋を告げる第二の収穫祭 -
wheel of the yearの第二の収穫祭がやってきました。
9/22は mabonの祝祭日でした。
メイボンは、春に立てた目標の2回目の収穫をする時ですが、どのくらい実りを感じていますか?
季節はこれからますます陽の長さが短くなっていきます。
また、乾燥を感じる季節にもかるため、秋は感傷的になりやすい季節です。
なので、昼と夜の長さが等しくなるこのタイミングからハートをリセットして、ハートチャクラを調和して行くと良いでしょう!
ということで、メイボンとはどんなのもなのをシェアしたいと思います。
メイボンとは?
メイボン(Mabon)は、ウィール・オブ・ザ・イヤー(Wheel of the Year)と呼ばれるネオペイガンの祭りのサイクルの一部として祝われる収穫祭の一つです。
ウィール・オブ・ザ・イヤーは、主に西洋のネオペイガンやウィッカの伝統で採用されている季節ごとの祭りのカレンダーです。
メイボンは、秋分の日の周辺に位置し、通常9月21日から24日の間に祝われます。
この日は昼と夜の長さが等しくなる秋分の日であり、バランスと調和の象徴となっています。
メイボンの歴史と起源
1. メイボンの名前の由来
メイボンという名前は、ウェールズ神話に登場する「メイボン・アポ・モドロン(Mabon ap Modron)」に由来します。メイボンは「母の息子」という意味で、モドロン(Modron)は母を指します。彼は若さと活力の象徴とされ、母なる大地の子供としての面も持っています。
2. ケルト文化と秋分
ケルトの祭りでは、秋分の日は収穫祭の一環として祝われていました。特に、秋の収穫が豊作であることを感謝する日として重要視されました。秋分は昼と夜が等しくなる日であり、バランスと調和を象徴します。
3. 古代の収穫祭
メイボンは、古代の収穫祭の伝統を受け継いでいます。これらの祭りは、穀物の収穫を祝うためのものであり、農業社会において非常に重要でした。収穫物を神々に捧げることで、翌年の豊穣を祈願しました。
メイボンの意味と象徴
1. 収穫の感謝
メイボンは、農作物の収穫を祝う時期であり、収穫の恵みに感謝する祭りです。
これは、自然の恵みと努力の成果を讃える機会でもあります。
2. バランスと調和
昼と夜の長さが等しいこの日は、バランスと調和の象徴としても重要です。
これは、生命や自然の循環を再確認する時期でもあります。
3. 準備と整理
冬に向けての準備を始める時期でもあり、古いものを整理し、新しい季節に備えるタイミングです。
メイボンの儀式と習慣
1. 祭壇の飾り付け
収穫物や秋の象徴である果物、野菜、落ち葉、木の実などで祭壇を飾ります。
これにより、秋の豊かさと感謝の気持ちを表現します。
2. 感謝の儀式
自然や神々、先祖に感謝の意を示すための儀式を行います。
これには、食べ物や飲み物の供物、詩や歌の奉納などが含まれます。
3. 火の儀式
火は浄化と再生の象徴であり、メイボンの夜にキャンドルや焚火を灯すこともあります。この火を囲んで感謝の言葉を述べたり、願い事を紙に書いて火に投じることも行われます。
4. 食事と宴会
家族や友人と共に食事を楽しむことが一般的です。
収穫物を使った料理や季節の食材を中心にしたメニューが並びます。
5. 瞑想と反省
自分自身の内面を見つめ直す時期でもあります。瞑想やジャーナリングを通じて、自分の人生におけるバランスや調和を再確認することが奨励されます。
メイボンのシンボルと色
・シンボル
かぼちゃ、りんご、葡萄、トウモロコシ、落ち葉、松ぼっくりなど。
・色
濃い赤、オレンジ、黄色、茶色、金色、緑など、秋の自然の色合いが使われます。
現代でのメイボンの意味
現代のネオペイガンやウィッカのコミュニティでは、メイボンは自然とのつながりを再確認し、感謝の気持ちを深める重要な祭りとされています。
都市生活でも、自然のリズムを感じ取るための良い機会となります。
このように、メイボンは収穫の喜びと感謝、そして自然との調和を祝う大切な祭りです。それぞれの文化や個人の信仰によって、祝われ方には違いがありますが、その根底にあるテーマは共通しています。
まとめ
メイボンは、自然のサイクルと収穫の恵みに感謝する日であり、バランスと調和、内省のテーマが強調される祝日です。古代の収穫祭の伝統を受け継ぎながら、現代のネオペイガンたちにとっても重要な祭りとなっています。
いかがでしたか?
メイボンは一年頑張ってきた自分や支えてくれた家族や仲間を労うと良いと言われます。
自然界が枯れていくように、変化に合わせて人間関係や不要なものを手放して、新たなものを受け入れる準備をしていくといい時期でもあります。
赤や黄色、オレンジ色やブラウンに変わっていく自然界の変化を楽しみながら、大切な人や家族とゆっくりと過ごしてみるのもゆいかもしれませんね!