【保育養成校】川村女子大学教育学部(千葉県)が2025年以降の募集停止を発表
2024年になって保育士養成校の4年制大学で初の募集停止。
川村女子大学教育学部(千葉県)
4月22日発表。2025年(令和7年)新規募集停止
川村女子大学教育学部・入学定員80名
学科入学者数:41名(2021)→44名(2022)→16名(2023)
川村女子大学
川村女子大学の保育士養成学科は「幼児教育学科」ですが、教育学部には、もうひとつ「児童教育学科」があります。児童教育学科は「小学校教員」と「幼稚園教諭」もしくは「中学校教員」の免許取得ができる学科です。
2023年の入学者数を学部別でみると、文学部定員140名→入学77名 教育学部120名→16名 生活創造学部100名→51名。
全体として学生募集が非常に厳しい状況でした。
やはり女子大での生き残りは難しいのでしょうか。
そして、1つの方向性が分かる決断でもあります。
当たり前かもしれませんが、複数の学部を持つ大学は、募集の芳しくない学部を閉鎖していきます。(なんとか保育養成の学部を残してもらいたいと願ってはいたのですが…)
であるとするならば、2023年度の時点で入学定員を5割切っている学部・学科が50校ありますので、まだまだ募集停止をしていく大学は出てくると思われます。