浄玻璃の鏡
浄玻璃の鏡(じょうはりのかがみ)とは
仏教のことば。
地獄の閻魔王庁にあって、死者の生前の善悪の所業を
映し出すという鏡。
人って、死んだあとに持っていけるものは、
実はたった二つしかないんだよね。
それは「人に与えた喜び」と「人に与えた悲しみ」
どんなにお金や車、好きだった物があっても、
それに豪邸や社会的な地位があっても、
あの世には持っていけないんだよ。
持っていけるのは、自分が知らないうちに
人の心に残した喜びと悲しみだけなんだ。
仏教には「浄玻璃の鏡(じょうはりのかがみ)」って
いうものがあって、亡くなった後、あの世に行く前に
一度その鏡の前に立つんだって。
そこで、自分が生まれてから死ぬまでに、
人にどれだけ喜びや悲しみを与えてきたかが、
パッと一瞬で映し出されるらしいんだ。
もし、悲しみをたくさん与えてきたら、
それはもう耐えられないくらい苦しい気持ちになるし、
すごく後悔するんだって。
それが「地獄」っていう状態なんだってさ。
でも、逆に喜びをたくさん与えてきたら、
自然と笑顔があふれて、幸せでいっぱいになるんだ。
それが「天国」なんだよね。
一度でも、人に悲しみを与えちゃったら、
もう取り消すことはできないんだよ。
だから後悔の無いように、これからの人生では、
たくさん人に喜んでもらえるように
常に笑顔を心がけていくのが大切だと思うの。
結局、人を喜ばせることこそこの世での私たちの出来る
大切な使命なんじゃないかなって思うのです。
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