やらないの?
バレーボールの栗原恵選手は、中学2年生のときに、
生まれ育った島を離れて他県にあるバレーの名門中学に
転校する話が持ち上がりました。
栗原さんは「私はバレーボールがしたい!でも、家族や
気心の知れた島を離れて一人暮らしができるんだろうか」
と不安で泣いてばかりで、決められなかったそうです。
それを見ていたお父さんからは、
「そんなに泣くくらいなら、転校なんてしないくていい」
と言われました。
そして、お母さんからは、
「転校しても後悔するし、転校しなくても後悔する
というのなら、
どちらの後悔に納得がいくのか、自分で決めなさい」
と言われたそうです。
「同じ後悔するなら、チャレンジしてからがいいのかな」
と思い、バレーボールの選手として
やっていく決心がついたということです。
私たちは、多くの場合、やって後悔するよりも、
やらずに後悔することの方を選びます。
それは、やらずに後悔していた方が、
「あのとき、こうしていれば、ああしていれば…」
という可能性の中で生きることが出来るからです。
やってしまえば、必ず結果が伴ってしまいます。
そうなれば、もはや可能性の中では生きられなくなります。
しかし、やらずに後悔していたのでは、
結局は何も変化は始まりません。
やってみて初めて、次に進めるステップが
見えてくると思うのです。
たとえやってみてうまく行かなったとしても、
「それでは、次はどうすればうまく行くようにできるのか」
を考えれば、
失敗は、自分を前へと進めてくれる
道しるべとなってくれます。
しかし、やらなければ、いつまで経っても
同じところに佇んでいるだけになるのです。
やるか、やらないか。
それを決めるのは、あなたなのです。
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