小さな積み重ね

小さなことを重ねることが、
とんでもないところに行くただ一つの道（イチロー）

人は誰でも夢を描いて生きて行こうとする

だけど 夢が大きければ大きいほど
簡単に結果には結びつかない

階段を1段づつ昇るように
頂上を目指して1歩づつ山を登るように
辛抱強い積み重ねが結果をだす

微差の積み重ねが大差になり、絶対差となる。

平凡なことを徹底して続けていると
平凡の中から生まれてくる非凡というものが出てきて
これは大変大きな力を持っている

学生時代に障害者施設にボランティアに
行ったことがある

作業所で何名かの方が作業をされていた
ゆっくり自分のペースで造花を小さな色紙に
貼り付けている方

中でも驚いたのが片方の足の親指だけで
床に置いたパソコンのキーボードを打って
展示用のPOPを作っている方
本当にゆっくりだけど確実に一文字づつ
正確に入力しておられた
指導員の方に聞くと何年もかかったそうです

作業のお手伝いや 食事の配膳を手伝うのが
ボランティアの仕事でしたが
社会人になってから
その経験は貴重なものとなり
私の中に残っています

野球をするにしても
歌を歌うにしても
絵を描くとしても

それなりの評価を得ている方々を見ると
表面には見えない 小さな努力の積み重ねが
あるのだろうと推察できるようになった事

生まれつきの才能があるとしても
世に出る人はわずかな人達
その陰には小さな努力
小さな積み重ねがある

その事が理解できるまでは
あの人は才能があるから と
決めつけていた気持ちがありました

でも今は
ずば抜けた才能がない私でも
小さな積み重ねを続ける事で
出来る事はあるんじゃないか？と
やってみよう！と言う気持ちが
湧いてくるようになったと思います

昔の人はよく解っていたのかも？
「ちりも積もれば山となる」
小さな事が積み重なって大きくなることを・・・