「量子力学」ってなに？

「量子力学」も「仏教」というものも聞くと難しそうに
感じるかもしれないけど、実はどちらも私たちの心や意識が
大切だってことを教えてくれているんです。
これは日常生活にも深く関係しているのですよ。

まず、量子力学では、
物質（たとえば電子とか）が見える状態になる前は、
いろんな可能性が同時に存在しているそうなんです。

つまり、電子がどこにいるかを観測するまでは、
「どこにいるかわからない状態」だってことですよね。

でも、観測した瞬間にその位置が決まるんですね。
これは「見る人」が現実に影響を与えるってことを
示しているからです。つまり、私たちの意識や行動で
物質の世界も変わる可能性があるってことなのです。

次に、仏教では
「心」が現実を作るって教えてくれているんです。

たとえば、同じ雨の日でも、
ある人は「最悪だ」と感じ、別の人は「涼しくていい日だ」と感じることがあるりますね。
この違いを生むのは、
外の天気じゃなくて、心のあり方なのです。
仏教では、外の世界よりも、心を整えることが
重要だと教えてくれているのです。

現代社会では、成績や見た目、持ち物、
SNSの「いいね」の数など、目に見えるものにばかり
注目してしまうのですが。
でも、これらにばかり気を取られているのは、
心や意識の大切さを忘れてしまっていると思うのです。
要らないストレスや不安の原因にもなってしまいます。

量子力学も仏教も「目に見える物質だけがすべてではない」と教えていると言うことなのです。

私たちの意識や心が現実に大きな影響を与えています。

たとえば、友達に優しい言葉をかけると、その瞬間は
目に見えないかもしれないけど、相手の心に
温かい気持ちが生まれます。
そして、その気持ちが、また自分に返ってくることも
あるのです。

だからこそ、外側の評価に振り回されるんじゃなくて、
自分の内側を大切にして、心を整えることが
本当の幸せや良い人生につながるということですね。