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かのように振る舞う

アドラー心理学の一つの核心には、困難に直面したときの「かのように振る舞え」という教えがあります。
これは、自分が憧れている人や尊敬している人に
なりきるかのように振る舞うことを意味しています。

例えば、あなたが尊敬する人物が困難に直面した場合、
どのように振る舞い、どのように対処するでしょうか?
その行動を想像して、それを実際に実践してみるのです。

その時に重要なのは、
「自分には困難を克服する能力があると
信じるかのように振る舞うこと」なんですね。

自分が無限の可能性を持っていると仮定し、
そのように行動するのです。
初めは上手くできずに難しく感じるかもしれませんが、
この方法を少しずつ取り入れることで、
自己信頼感と実際の能力が、
目を見張るほど向上していきます。

興味深いのは、私たちは日常生活の中で
既に無意識に「かのように振る舞う」ことを行っています。

あなたの身近に
「自分はネガティブな人間だ」と思っている人が
いたとしても、その人が本当にネガティブかどうかを
客観的に証明することはできません。その評価は、
その人の自己認識や行動に基づいているからですね。
私たちは、自己認識を常に信じて行動しています。
つまり、私たちは普段から、自分が「こういう人間である」と信じるかのように振る舞っているだけなのです。

「かのように振る舞う」というアドラーの教えは、
自己成長や困難の克服に留まらず、日常のあらゆる場面で
応用することが可能です。

例えば、新しい仕事に挑戦する時、
尊敬するプロフェッショナルがどう振る舞うかを
考えてみてください。
自信を持ち、その人のように行動することで、自分の能力を最大限に発揮できるはずですよ。
また、個人的な人間関係でも、信頼できるリーダーや友人がどのように振る舞うかを参考にすることで、
より良い関係を築くことが可能になるんですよ。

結論的には、私たちは自分自身の内なる力と
可能性を信じることが大切なのです。
そして、その信念に基づいて行動することで、
困難な状況にも立ち向かい、
自己成長を遂げることができるのです。

この「かのように振る舞え」という教えは、
私たちの人生をより豊かに、
前向きな変化をもたらすための強力なツールとなりますね。

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