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愚痴にもマナー

人間生きていれば、
心に積もった愚痴を吐き出したい時もあるでしょう。

愚痴という吐き出し作業は感情の浄化作用になりますし、
それ自体は悪いことではありません。

あなたも、誰かに愚痴を聞いてもらうことで
助けられたことはあるでしょう。

ただし、愚痴を言うことは、聞いてもらう側の
時間と労力を奪う行為にもなるのです。

言葉にはパワーがあり、脳は主語を理解しませんから、
言った言葉も聞いた言葉も少しずつセルフイメージとして
自分の中へと侵略してきます。

バカだと発せば、その言葉は自分の中で蓄積され、
自分の自尊心を奪っていく結果になるでしょう。
ですから、愚痴を言う側も、聞く側も、互いに優しさと
マナーをもって接することが必要だと思うのです。

言う側のマナーは、
聞く側の時間と労力をいただいていることへの、
感謝を忘れないこと。同意を求めないこと。
何度も同じ愚痴を言わずにすむよう、引きずらないで
出来る限りその場で愚痴を終わらせてしまうこと。

聞く側のマナーは、
助言はしても、愚痴を言う相手を説得して変えようとしない

ことではないでしょうか。

愚痴は聞く側も、言う側も思いやりが必要になります。
スッキリできれば、聞いてくれた人にお礼を言って
笑顔で終われるように心がけるといいですね。

ただし、時間は有限です。悪いものは素早く吐きだし、
楽しいものは長く楽しむ。

愚痴を聞いて欲しい時には、「30分だけ時間をくれない?」と前もって時間を切ってしまうと、長引くこともなく
聞いてもらう相手にも了解を得ることで、
負担にならずに済むと思うのです。
そんな時間の使い方がいいのではないかな?と思います。



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