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新型コロナウイルス対策アドバイザー(他称が行く)(47)クラスター追跡とアプリ

海外で新型コロナアプリ失敗が報じられています。
 AppleとGoogleが共同開発する新型コロナ追跡システムを使ったアプリが有りますがそれ以外にも各地域で地域にあった開発も行われています。
 世界の人が期待する大企業の新型コロナ追跡システムにでもその説明中に拭えない項目はあります。
 それは同様に各地域発信のアプリも抱えている悩みだと思いました。

厚生労働省COCOA

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大阪府モデル

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北九州市モデル

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その項目を紹介します。(出典:TECHCRUNCH)
この追跡システムはいつから使えるのか?
 接触者追跡機能がOSのシステムレベルに組み込まれた場合でも、陽性者とのマッチングが検出された場合に接触者追跡プロセスの追加情報や次にすべきことなどを知るためには、地域向けの公衆衛生アプリをダウンロードする必要がある。

このAPIを他の誰かが使う可能性はあるか?
 両社によると、接触者追跡APIのアクセスが許されるのは公共衛生当局のみである。この限定APIの利用は、個人の健康情報を医師など資格を持つ医療専門家にのみ提供するのと同じ精神で制限される。(新型コロナウイルスが感染症法に管理される為)

なんらかのデータが中央データベースに保存されることはあるのか?
 Appleによるとデータはユーザーの端末上で処理され、そのデータは世界中の保健機関が運営するサーバーを「中継」され、中央に集約されることはない

それはAppleとGoogleと公共保健機関はデータをアクセスできるという意味か?
AppleとGoogleは、完全に機密なシステムは存在しないことを認めた。「ハックされない」ものはない、ということはサイバーセキュリティーでは広く知られている概念だ。サーバーが侵入を受ける可能性はあり、データがなくなることもありうる。ただし、データを分散化することで、悪意をもってデータをアクセスすることははるかに困難になっている、と両社は言った。

人々が虚偽の報告をするのをどうやって防ぐのか?
 両社は診断の検証について複数の公共保健機関と共同で作業していると語った。AppleとGoogleは、ユーザーにはシステムを信用して欲しいシステムが信頼できることもユーザーに知って欲しい、と語った。

確認された新型コロナウイルス感染をどうやって識別するのか?
 AppleとGoogleは、陽性の検査結果は症例を識別する最善の方法だが、必ずしも唯一の方法ではないと指摘する。実際、医療専門家の診断にウイルスの存在を具体的に示す陽性検査結果は必須ではない。理論的には、公共保健機関が判断基準を下げ、例えば症状発現に基づく診断のみを必要とすることもありうる。

このシステムを信頼すべきか?
 簡単な答えはない。AppleとGoogleは、何もないよりはましというシステムを作ったように見えるが、これは相当ユーザーの信頼を必要とするシステムだ。あなたはAppleとGoogleが、彼ら自身あるいは政府による不正使用にも耐えうるシステムを作ったと信じる必要がある。信用しないのであれば、使う必要はない。

私なりの解釈ですが、ユーザーの歩み寄り地域の公衆衛生アプリ協力がクラスター追跡には必要だと言う事です。

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