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新型コロナウイルス対策アドバイザー(他称が行く)(32)飲食店を守る6 - 店名発表

ついに「コロナ関連で店名公表~その結果、店で感染が発生したとの風評被害を招いたほか、客足が激減するなどした」となる事態になりました。

ニュース本文引用「徳島保健所の聞き取りがあった際、店名の公表については何度も拒否した。しかし、飯泉嘉門知事は翌31日の定例会見で店名を発表。その結果、店で感染が発生したとの風評被害を招いたほか、客足が激減するなどした。」(出典:徳島新聞 2021年1月8日 関連ブログ
ではどうすれば店名発表は回避できたか?
ブログ本文中にも指摘がありますが「飲食店などで新型コロナウイルス感染症の感染者集団(クラスター)が発生し感染経路の追跡が困難な場合には、都道府県が関係者の同意なく店舗名などを公表できるとする通知文書を業界団体に向け出した。」があります。
その徳島県の新型コロナ感染状況はどの様だったのでしょう?
同じく徳島新聞で下記の様に発表されています。

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東京都とはコロナ感染者状況が違う徳島県でも「クラスター発生→店名公表」となる厳しい事態となっています。年末に西村大臣が説明した「4名以下の会食を徹底してクラスターだけは発生させないように願います」が叶わなかった事例です。
しかしこのニュースから解釈すれば現在も「全来店者の氏名と連絡先が分かれば店舗名の発表はない」と暗黙の忖度対応が継続中と理解できます。
GoTo商店街の政府からの説明にも登場した「全員記名」が重要です。

啓発ポスター

全市民の記名が必要なのではなく、全来店客の記名が必要なだけです。
飲食店は街の文化です。みんなで守って行きましょう。お店は開店している限りはお客様に来てほしいのです。衛生管理・感染対策もやって頑張っている個人店で風評被害や客足減少は致命的です。
自分たちの健康の為さらに大好きなお店存続の為に「入店したらまず記名」をしましょう。

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