詩「依存を手放す」
偶然にしてはうまくできすぎている
運命を感じてしまう
雨が降り続いていることと
あたしの気分が一向にあがらないことの間にある
因果関係
野性の本能
これはなにかあるな
短い言葉で
一向に伝わってこないメール
もどかしさの裏に
寂しさを感じ取る
すべてを語るだけが
コミュニケーションではない
みなまで言うな
ちょっと足りないものを愛そう
足りないくらいでちょうどいい
満足してしまったらそれで、はいおしまい
つい寄りかかってしまうのは
やさしい言葉を期待しているから
薄っぺらい氷のように
もろいやさしさを
本当に求めているのだろうか
もっと深いところに
あたしの求めているものがある
依存しない生き方
しよう