読書記録:不格好経営
ボスに勧められた「不格好経営」読みました!
DeNA創業期のお話なのですが、トラウマと呼ばれる失敗談やトラブルが詳細に綴られています。
本書で南場さんは、きれいな成功談よりも失敗談の方がよっぽど参考になると書いていました。
語り口がとってもユニークでクスッとしてしまいます😄
感想
マッキンゼー出身の天才だからここまでできたのかなと思いましたが、そうではありません。泥臭いことをしているし、トラブルなどたくさんの苦労を経験しています。それを乗り越えていくチームの結束力、泣いた...😭
チームの結束力に関連して、「激やせラリー」なるものが本書にでてきました。誰が最も減量できたかを競うコンテストです(笑)
こういう遊びに全力で取り組めるのも、チームの結束力を高める要因のひとつなのかな〜と思いました。
上下関係が好きではないと語る南場さんはこんなことも語っています。
「経営課題の前に階級なし」
組織を球体のイメージで捉え、全員が球の表面積を担っている。自分が対峙している相手に対してはDeNAの代表として接するということだそうです。
それから、もうひとつ涙ポイント。仲間が仲間を連れて来る光景、泣いた...😭
「この会社はエンジニアが弱い」と、仲間を連れてくるなんて...ドラマ!!
私もやってみたい。
「人手不足なら私の知人を呼びましょうか?」なんて事前に聞いたりせず、スマートに「助っ人連れてきましたよ(ドヤ顔)」
でも全部顔にでちゃうから、ドヤ顔はできない。(想像しただけですでにニヤニヤしている。)
会社に寝袋を持ってきたりして、泊り込みで仕事をしている感じもドラマ。この本を読む前に「スタートアップ」という韓国ドラマを観ていたので、重なる部分がいくつかあって、ワクワクしました!
そんな働き方を想像していると、私はまだ限界を超えていないな〜と思ったり。心身ともにお陀仏するまで挑戦するのは危険だけど、限界のラインは知っておくべきだと思いました。
個人的にすごく刺さったところが
「誰が言ったかではなく、何を言ったか」
“ヒト”ではなく“コト”
私の心に突き刺さりました...。「あの人が言ってたから大丈夫!」っていうやつ、よくやります。そうやって私は優しそうなおねいさんから高いツボを買ったり、化粧品を買ったりして死んでいくタイプの人間です。
“ヒト”ではなく“コト” 脳みそに刻みます!
「選択に正しいも誤りもなく、それを正しかったものにする行動があるかどうか」
これも刺さりました...!受験や就職活動で、この選択で正しかったのかな?なんて思うこと、1度はあるんじゃないでしょうか?
行動を起こして正しかったものにしていきましょう!
最後に
ペラッペラな新卒の状態で読むのと、数年後に読むのとでは感じ方が違うと思いました!
「へー!すげー!」とアホな顔をして読んでいたに違いないので、数年後に読み直すことを誓います。