偶然を味方に
キャリアコンサルタントの勉強をして
自分のキャリアのことを考え直す機会に恵まれて
今までよりも少しだけ
自分に自信がつきました。
自信をつけることができた理由は色々あるのですが、クランボルツの計画的偶発性理論に出会えたことも大きかったかなとおもいます。
人のキャリアの8割は偶然の積み重ねで出来上がっている。
でも偶然という名のチャンスを掴むためには
好奇心
持続性
柔軟性
楽観性
冒険心
が必要ですよ、とクランボルツは説いています。
いろいろなことに興味を持って学ぶ姿勢
知りたいという気持ち。好奇心。
そして学び続けること。
どんな変化を強いられても、うまく受け入れられること。柔軟性。
失敗をしても『成功する道筋が選びやすくなった』と思えるような、楽観性。
そして成功するかわからないことでもチャレンジできる冒険心
これらは人生を面白くしてくれる「偶然」を自分の味方にしちゃう大切なエッセンス。
知らず知らずのうちに自分もこの偶然を掴んでは手放し、また掴んで、
振り返ると手放したと思ったものも含めて全ての偶然の出来事が私を形作ってきたのだなと
自分のキャリアをストンと受け入れられた理論のひとつです。
私は34歳になるのですが
年齢の割には転職が多い方。
転職理由はそれぞれですが
私は過去の自分の選択は間違っていないし、
今の私を作ったのは過去の私が巡り合った偶然のおかげだと思っています。
同じ会社で長く働くことよりも
興味があること、厳しい世界にチャレンジしたいと思った7年前
電車が上手く乗れなくなるまで思い詰めた2社目(本当に勉強になった。仕事に対するスタンスはここで身に付いたと思っている。今にしてみれば大したことないけど、当時は死ぬかと思ったw)
労務のできることって色々ある!
やりたいことやる楽しさを教えてくれた3社目
(他部署でしたが、ブランディングと研修の作り方が本当に素晴らしかった。みんな自社ブランド大好きでした。)
最高級、最上級のブランドを背負う販売店で、人の採用や研修、人と会社を守る仕事を全力でやらせてもらえた4社目
嫌われる勇気を身につけたのもこの会社
たくさんの経験をしました
悲しい思いもしました
しんどい思いも
沢山悩む面白さも
悩んだ先に人の笑顔があったことが嬉しかった。
頑張った分
私をみていてくれる人がいて
その人のためにもまた頑張ろうと思ました。
社会人を続けていくことができたのは
そういった偶然の積み重ねにワクワクしたり、助けられたり、学びを得ることができたから。
そしてこの経験たちが少しずつ色んな所で役に立ってきたことも私の自信に繋がったなぁと。
たまに、あんな働きやすくていい会社(1社目)なんで辞めたんだろうと思うことがあります。
でも
今辞めて頑張らなければ私は一生頑張らない!楽して生きたいんじゃなくて、社会人としてもっともっと成長したい!
と思ったらあの時の私の気持ちを
私は大事にして良かった。
あの日の決断から学ぶことをやめさせてもらえない日々が続いていますが
新しいチャンスの石ころが沢山転がっているのが見えちゃったから
いっこいっこ拾っては磨いて
また拾って
積み上げて
未来の私に「あの時あの経験しといてよかったわ!」って
思ってもらえる今を生きようと思います。
あなたもぜひ、偶然を味方に。
後悔するキャリアさえも、あなたが掴んだあなたの味方となりうるもの。
好奇心を持って
失敗をしても自分を諦めない
新しい環境を柔軟に受け入れて
なんとかなるさと楽観し、
チャンスを掴む為に一歩踏み出す勇気をもちましょ
追伸)
この間、キャリコン講座のクラスメイトに1社目を辞めた理由を話した時
その若さでそう思えたのはいいことだと
今の時代、会社がなくなっても生き抜く力が必要だからいい選択だったと
過去の自分を肯定してもらえる機会がありました。
自分のキャリアを肯定してくれて
さらに頑張ろうと思わせてくれる仲間に出会えたことも
私が自信を持てるようになった一因。
キャリコンの勉強しようと思わなければ掴めなかった出会いなので、やっぱり好奇心を持って学ぶことって大切だなと思います。