【おすすめ絵本】わすれられないおくりもの
幼児教育や児童文学の研究をしていた叔母のおかげで
物心ついたころから絵本に囲まれて育ってきました。
おかげさまで3〇歳になった今でも絵本はだいすきです。
最近では姪に絵本をプレゼントするために本屋さんの絵本コーナーチェックを続けています。
せっかくなのでそんなライフワークを文章にしてみようと思います!
ということで、あきの絵本紹介シリーズ(笑)
はじめの1回目は、この絵本。
スーザン・バーレイ作
「わすれられないおくりもの」
私の1番大好きな絵本です。
あらすじはこちら↓
https://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=133&spf=1
アナグマさんシリーズの絵本は
どれも心を豊かにする内容なので大好きなのですが
この1冊は私にとって特別
プレゼントしてもらった当初(たぶん1年生の頃くらい)は気づかなかった「長いトンネルのむこう」の意味に10歳ごろに気づき
ひとりで大泣きしたのを今でも覚えています。
アナグマさんが残してくれた「わすれられないおくりもの」の価値に気づけたあの時
私の心はひとまわり大きく成長したんだよな、と
アナグマさんの装丁を見るたびに思います。
この絵本は大好きな人の「死」について
考えさせられる内容になっています。
でも、「死んじゃって悲しい」「いなくなって辛い」ではなく、どの様に悲しみを乗り越えるのか、
悲しみの先に私たちには何が残るのか
「思い出」という名の「おくりもの」が、残された人たちの心の糧になることを
優しく教えてくれる絵本です。
改めて皆さんに読んでみていただきたい
そんなだいすきな一冊です。
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