堂々としなさいとの教え
こんにちは。
私は韓国に住んでから、親しい韓国の方から「당당하게 하세요 堂々としなさい」と何度も言われたことがあります。
え!?なんで?
正直日本にいたときに言われたことがない言葉だったので驚きました。
私は日本で生き抜いてきた方なので弱々しいと思われたことはないのですが…
確かに韓国語に自信があるわけではないので、不安が表れているのかもしれない。
こんなこと聞いたら・したら、失礼になるのではないかと遠慮する気持ちが表れているのかもしれない。
あとは日本にいた時に他人に対して謙虚な姿勢で柔らかい言い方をするようにしていたかからか…
「堂々としなさい」と言われてから、どうすることが「堂々としている」と言えるのか、韓国の方を眺めてみました。
私にとっては、言い方も態度も姿勢も、強気に見えます。
言い方ははっきりで有無を言わせない感じ。
態度は肝を据えて自分の意思を貫いてる感じ。
姿勢は胸を張って自信ありげに見える感じ。
目も動じず見つめている感じ。
このように堂々と話すことで、自己主張をちゃんとしている感じが伝わるし、相手から舐められない自分を守る手段なんだと感じました。
あと言う内容については、え?こんなこと堂々と言っていいの?と感じですが、堂々と言うことで正当っぽく聞こえてしまうからすごいです…
相手にこれ言っても大丈夫かななどの迷いみたいなものはあまり感じられません。
最近、韓国の公的機関に手続きを一人で行くことになり、大丈夫かとても不安でした。日本のように親切な場所ではなく、韓国では速く速くが重視されるため親切でないことがほとんどです。
話通じるかな、どう思われるかな、など気になるところではあるけれど、姿勢をよくし、胸を張り、自分はこうしたいという思いを強く持ち、自分なりに堂々と話してみたんです。
思ったより大丈夫でした…
すべき手続きを終わらせて、ほっと安心できました。
これからも韓国にいると思うので、この「堂々と」を意識して生活していきたいと思いました。