COCOA-MU、価格改定に臨む~2人でやるから難しいこと
おはようございます、本日はピッカピカの晴天の江別、年内最初の作業療法に出かけてくる予定のCOCOA-MUアカネです。
今、作業療法で作っているのは押し絵キットのイヌ4種のストラップです。
昨年末に柴犬を完成させて、今は次の子の途中です。
押し絵続きだったので、終わったら次は気分転換に砂絵のマグネットを作る予定です。
本日のお題は「価格改定」です。昨今、食料品等、色んなものが値上がりしています。
その波に乗るわけではなく、COCOA-MU作品の価格はお世話になっているminneさんのサービス開始時の出品からほぼ値上げを行っていないのです。
色々な葛藤がありましたが、2月よりCOCOA-MUショップの価格改定をさせていただくこととなりました。
価格改定はずっとしたかったのですが、問題はCOCOA-MUは私だけで活動しているわけではないということ。
カオル母とのあれやこれやの葛藤の末、価格改定を決めたお話をしていこうと思います。
作業時間がほぼほぼ入っていない!~そこのところ、何とかなりませんか?
COCOA-MUの価格改定に辺り、一番必要だったのは価格に作業時間がほぼほぼ反映されていないことにあります。
羊毛フェルトの方にはそこそこ入れてはいるのですが、それでも制作時間に対しては安めではないかと思います。
あみぐるみに至ってや、いくらカオル母の手がめちゃくちゃ早いといっても材料費+αくらいで、事務関連(私の時間)はそこに入っていないのです。
そのため、昨年からチラホラと母との会話中に価格改定の話を入れてきましたが、カオル母的には「安い方が売れる」という感情が強く、なかなかに難儀しました。
実際その考えも完全に否定できるものではないのですが、高かろうが安かろうが気に入ってもらえない限り売れないのは一緒ですし、気に入って貰えたのならある程度の値段を付けてもご購入いただけます。
COCOA-MUだと過去20,000円や16,000円の大きなあみぐるみをご購入いただいたこともあります。
作業時間は私にとっては「やり応え」であり、母にもそれを少しでも感じてもらって価格に反映させたいとお願いしました。結局年をまたぎ、ようやく価格改定に関してOKを出してもらいました。
この辺は一人でやっているショップさんだと自分で決めることが出来ますが、二人でやっている良き点でもあり、少し困る点でもありますね。
いくら値上げしたらいい?~ショップの中の作品の立ち位置から考える
価格改定が決定しましたが、その内容は以下の通りです。
あみぐるみ +100~400円の価格改定
羊毛フェルト +200~2000円の価格改定
です。
明後日からCOCOA-MUはひな祭り特集をスタートいたしますが、ひな人形に関しては改定後も据え置きです。
価格改定って本当に難しいことだと思います。
高すぎず、安すぎない…今でもあみぐるみは上げても安くないか…?と思うのですが、この辺はカオル母の希望を優先しました。
カオル母のあみぐるみの存在は、COCOA-MUの中で松竹梅を決めた場合梅のメインで定番です。そのため、小幅な価格改定で様子を見ることにしました。
羊毛フェルトについては元々一定の価格は付けていたので、竹ラインの価格については上昇幅は少な目に、その代わり制作に時間のかかるお座り人形などについては大幅な値上げをいたします。
母の大きなあみぐるみや、私の羊毛フェルトのドールはCOCOA-MUの中では松の位置にあり、価値のあるものだと感じて貰える価格にきちんと見直すことにしました。
価格改定後の不安~信じるべきは自分の作品
今回はCOCOA-MUの価格改定に関する経緯や意図、考え方についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
それでもどうだろうなぁ…と思う作品もあるのですが、COCOA-MUにとっては初めての値上げなので、どうなるかは全く分かりません。
ですが、価格改定をしてもそれだけの価値がある作品であると、私は自分たちの作品を信じています。
大事なのは「値上げをすること」ではなく、「よりクオリティの高い作品をお客様に提供すること」だと思います。その対価としていただく金額として妥当であると判断いただけるような作品作りを今後も頑張っていこうと思います。
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