私が被写体モデルを続ける理由
こんにちは
お久しぶりです。
季節はどんどん移り変わっていきますが、
今年のゴールデンウィーク、
私は記念すべき撮影に挑戦しました。
その挑戦は
なんと「女体書道」
プロの書道家さんに肌に書を
書いていただくというものです。
メイクさんもプロで、
さらに、生まれ変わったその姿を
プロのカメラマンさんに
撮影して貰うというものでした。
プロの手にかかった私が、
どんな変身を遂げることができるのか、
期待と不安でいっぱいでした。
もちろん、すべてをお任せすればよいと
いうものではなく、私自身も素人ながら
モデルとしての努力が必要でした。
そして何よりも必要なのは私の
「やる」という意志です。
自分の思い描いていたことが
一つ一つ叶っていくのがとっても嬉しいのと
思い描いたことが本当にカタチになって
いることに驚いてる自分がいます。
自分の強い意志で『やる』と決めたら
物事は思い通りに動き出すのですね!
作品として写し出された自分は
自分の理想の姿、こうなりたいという
未来像だと思うのです。
撮影をすると決めた日から
見られる自分を普段から
意識するようになるし、
スタイルも
顔立ちも少し変化してきます。
これは撮影するようになって自分が
気づいたことなんです。
見た目の変化だけでなく、
体に書かれたメッセージも
自分に宛てたもの。
こんな気持ちでこれからも
生きていこう、頑張ろうよという
自分に向けた応援メッセージ。
今回は二つのテーマを書いていただきました。
一つは『鶴の恩返し』
背中にマザーテレサの言葉
「愛とは、大きな愛情をもって
小さな優しさを重ねることです」
という言葉を背中に書いて頂きました。
つ目の作品は
『泥中の蓮』
ウォルト・ディズニーの言葉
「逆境の中で咲く花は、どの花よりも
希少で、どの花よりも美しい」
ディズニーの温かな言葉と
維摩経の古語「泥中の蓮」を
書いて頂きました。
写真に映し出された姿は自分の理想。
書いていただいた言葉は
これからこんな気持ちで生きよう
という自分の強い決意、
自分との約束も込められていました。
撮影も無事終わり、今はやり遂げた
達成感に満たされています。
今回の作品は私がこれから
生きていくうえで大きな支えに
なってくれるでしょう。
もしかしたら
「よくそんな思い切ったことできたな、
私にはムリムリ!」と思われるかも
しれませんね。
私も今までは、こんな経験が出来るのは
プロのモデルさんだけ、
そう思っていたのです。
そしてはじめは出来ない理由を探し、
自分に自分の夢を諦めるように
説得していました。
でも、今ではプロのモデルでなくても
被写体として活躍できる場や
チャンスが沢山あることを知りました。
何でもない私が被写体という
経験を通してコツコツ発信していった
先に、楽しみに作品を待ってくれる
人がいることも知りました。
SNSで知り合ったある画家の方から、
「これからどんなお姿を見られるのか
ワクワクしながら憧れの気持ちを持って
観ていました。」
「美しい物語を楽しみにしています。」
と声を掛けて頂くこともありました。
憧れていた画家さんだったので、
ドキンとするくらい嬉しかったです。
写真を通して広がった
大好きな場所、素晴らしい人との
出会い、写真を撮る度に写る
普段とは違う新しい自分。
どんどん広がっていきます。
これから写真を通して
撮られる経験をし続けると
どんな自分に出会うのだろう。
今回は作品を通して新たに
カメラマンさんとの出会いも
ありました。
綺麗に撮ってあげるからまた一緒に
作品を沢山撮っていこうねとカメラを
構えてくれるカメラマンさん。
少しでも綺麗に写りたいとカメラの前に
立つ私。
本当は傷つきやすく臆病な自分だけど、
強くありたいと堂々と写っている自分。
これは本当に不思議なんですが、
カメラマンさんってカメラ越しに
何か隠したりしていると、
本当はそうじゃないでしょって
心の中まで見透かしてくるから
毎回ドキっとしちゃうんです。
コツコツ努力した先に
見た目だけでなく、心の変化
どんな自分と出会えるのか
ワクワクしています。
いつも見て頂いて
ありがとうございます。
なーみんより。