小学校の頃のお話。3
クラス替え後のクラスは早くも不穏な空気が漂っていました。
担任の先生は,新任の女性の先生でした。
あんまり怖くなさそう。
それだけでクラスの男子は先生をなめてかかりました。
授業中に騒ぎ,ふざけ,席を立つようになりました。
それにつられてクラスの雰囲気はどんどん悪くなっていきます。
授業はだんだん成立しなくなりました。
席に座っている子はどんどん減っていきました。
校則で禁止されているはずのゲーム機や雑誌がクラスに増えていきました。
私はどうしていたかというと,比較的授業を聞いている方だったように思います。
ですが,クラスの雰囲気に飲まれていたのは事実です。私にクラスを立て直そうなんて考えは全くありませんでした。遊んでいる子たちを眺めていると一日が終わっていきました。
授業を話半分で聞いていたので,この頃身につけるべきだった知識を身につけることが出来ませんでした。これはかなり後悔しています(後にこれで苦労することになるのです。。。)
先生をいじめる。
最初の1年はそうやって終わっていきました。
あの頃,担任の先生は何を思っていたのでしょうか。
そこに思いを馳せるには,私はあまりにも未熟でした。
次の投稿に続きます。