自己紹介

はじめまして、じゃすたうぇと申します。

まだ入って半年くらいしか経ってない美術予備校生です。
私は、日本画専攻という数ある専攻の中でもけっこうシビアなところを選びました。
日本画専攻は、主にデッサンと水彩絵の具での着彩写生をします。
岩絵具で日本画描くんじゃないのって思ったあなた、そうなんです、大学入るまでは水彩画なんですよ。
岩絵具の日本画は大学入ってから学ぶんです。
それまではしっかりデッサンと着彩で「確かなデッサン力と豊かな表現力」を養うんですね。わぁお。

専攻はいっぱいあって、代表的なもので言ったら、油画、日本画、彫刻、デザイン、工芸です。そのうち油画と日本画は絵画科で括られているのですが、同じ絵画科でも結構違うんですよ。

油画は、「様々な個性と価値観」そういう色んなひとが混沌と共存して、とにかくみんな違ってみんないいの世界です。与えられた課題に自分独自の解釈で表現し、とにかくルールがない!!!縛られない!!!
聞こえ自体は良さそうですが、ルールがないのが逆に辛い。わたし的には。なんかこう、縛られないからこそシビアな世界というか。そして多分単純に性に合わない。
ちなみに日本画を専攻する前は、油画と迷っていました。専門課題で油画やら木炭デッサンやらを描いたこともあるんですが、楽しいは楽しいんです。でも、なんかこうしっくりこないというか、油画描いた数が少ないというのもあるけど、それ以前に性格的になんかちがうなみたいな。そんなんで、結構すぐ日本画にしよーとか思いましたね。

日本画は、先ほども言ったように「確かなデッサン力と豊かな表現力」の世界です。やることはとにかくデッサン、デッサン、デッサン、着彩、着彩、着彩、、、みたいな。単純に「絵が上手いやつ」が死ぬほどいる科です。だからこそ特に藝大は入りにくい!現役ならもっとね。めっちゃ強い気持ちを持って、向上心とモチベアゲアゲでがんばるぜぃ!!!って感じです。はい。
日本画ってお堅そうな雰囲気だなぁとか思ってたんですよ正直。全然でした。まあみんな勤勉で真面目けど、大体雰囲気がゆるくて、アットホームで安心感があるってわたし的には感じてます。油画科みたいに沢山人いるわけじゃないし、単純に絵が好きだーーー!みたいな人ばかりだし。落ち着いててもうほんとだいすき日本画🫶

高1からデッサン始めたみたいな方々もいるなか、私は小3の頃からデッサン始めました。なぜかって生まれつき他の人より絵がうまかったからです。だからその能力で好きな絵描いて食べていける人になれるように早いうちから特訓しました。実際にはまだ受験生じゃないけど、絶対日本画現役合格してやる!!!っていう強い気持ちはあります。とてつもなく。前日より絵が上手くなってなきゃ気が済まないし、だから努力してます。

この間の静物着彩の課題で、半玉スイカが出たんです。ほかにほおずきと風鈴、ビー玉が出まして、割とむずいけど描き切れたらめっちゃ綺麗になるみたいなモチーフだったんですね。で、デッサンがすっごくうまくいって、しかも先生のデモストよりもはやいペースで描けて、デッサン開始7時間、部屋で1番乗りに着彩始められたんです。「調子めっちゃええやん私」とか思って、推しの先生に褒められたりもして、何がなんでも描き切って1番いいの描いてやるぅ!!!みたいな感じだったんですけど、2日目に猛烈にやる気が空回りして、なんか水っぽくなったり、なんかムラになったり等なんやかやで結果時間がなくなり、手前側に置いてあるのにスイカにあんまり手が入っていなかったので死ぬほど焦って描き、結局スイカの出来が悪く仕上がってしまったんですね。デッサンが良かったから、スイカ以外のモチーフがよく描けたからこそ悔しくて堪らなくて、もうこの夏はスイカ等ウリ科植物強化月間にすると決めました。今度こそ失敗しないようにこの夏で弱みを完全に克服するぜクソ野郎!!

実際の絵は色々権利の関係があるっぽく出せませんがエスキースだけ

てな感じでそういう気持ちを忘れないように時々noteに綴っていこうと思います。日記ですね。拙い文章ですが、そういう人もいるんだなぁ程度に思って読んでいただけたら嬉しいです。

待ってろよ藝大!死ぬほど努力して血反吐吐いてやる!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集