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里親登録までの道のり

ここでは
里親を思い立ってから里親登録まで
どんな道のりを進んでいくか?
についてお伝えしていきます。

0・里親になる前に

ぼんやりと里親になってみたいなー
っと思っている人は、まず一番最初にこのステップを踏んでから
次に進みましょう。
焦らなくて大丈夫。一歩ずつ進んで行ってください。


1・里親制度の相談と登録

里親になるための相談・登録は
地域管轄の児童相談所に連絡をしてください。
「里親登録を希望しているのですが話を聞きたい」
と伝え、面接の日をセッティングしてもらいましょう。
お話を聞いて、申請したい場合は申し込みをします。
里親には4種類あります。

里親には養子縁組を目的としない「養育里親」
一定の専門的なケアが必要な子どもを委託する「専門里親」
養子縁組を前提とした「養子縁組里親」
三親等以内の親族が実親に変わって養育する「親族里親」
という4つの里親があります。
厚生労働省「里親委託ガイドライン」より

養子縁組里親と養育里親は両方登録できるケースもあれば
どちらか片方だけの登録を求められる都道府県もありますので
どちらも登録したい方は児童相談所に聞いてみてください。

2・里親法定研修を受ける

児童相談所に里親登録の申請を行ったら
都道府県知事が行う養育里親研修を受けます。
その中には、乳児院等の施設又は一時保護所で実習
が数日間含まれます。
研修のタイミングは、家庭の事情を踏まえて決定されます。

3・家庭訪問を受ける

実際に子どもの委託が可能な家庭環境なのか
を調査するために家庭訪問が実施されます。

4・里親認定の協議

家庭訪問や提出書類をもとに
都道府県児童福祉審議会で第三者委員の意見を伺いつつ
児童相談所内で認定のための協議が実施されます。


5・里親認定の決定

法定研修を全て実施終了後、認定の協議を経て
都道府県知事ごとに里親の認定を決定します。

申請を行ってから初回の研修を得て認定を受けるまで
大体1年程度見込んで下さい。
認定は家族で受ける場合、里母・里父の研修を受けられるタイミングと
児相が実施している研修の日程が上手く合えば良いのですが
休みが上手く合わない場合は少し認定までに
長くかかってしまうこともあります。

詳細は管轄の児童相談所またはフォスタリング機関に
伺ってもらいたいのですが
ざっと流れはこんなところです。
不明な点は、遠慮せずに職員に尋ねてみてください。

written by Rieko Yamada


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