里親は養子縁組 と勘違いされがち
里親って養子縁組と違うの?ってよく言われます。
里親とか里親制度という言葉自体は聞いたことある!知ってる!
という人も最近は少しずつ増えてきていると思う。
でも、言葉で聞いたことあって知っている事と、
理解している事とはちょっと違う。
多くは、養子縁組=里親と思っている人がまだまだたくさん居る事。
この事でも、実際に里親制度が世の中や社会に浸透していないことがよくわかる。
里親とは・・・
養子縁組を目的とせず家族と離れて暮らす子どもたちを預かって育てる家庭のこと
養子縁組は、戸籍に入るので法律上育てている大人は親権者ですが、里親は子どもに対しての親権はありません。
実親のもとで暮らすことができるようになるまで、或いは子どもが自立をするまで
の期間、子どもと一緒に生活します。
以下、里親についてよく聞かれることについて
Q:どのぐらい一緒に里子と暮らすの?
A:委託期間は、数日間から1年程度の短期間の場合もあれば、子どもが成人するまでというケースもあります。
子どもが委託されるバックグラウンドはいろんなケースがあるため、養育期間が最初から決まっていない(決められない)ことが多いかなと思います。
Q:何歳ぐらいの子どもと暮らすの?
A:預かる際の子どもの年齢もまちまちで、0歳から場合によって高校卒業間近の場合もあります。
子どもの委託は、児童相談所が闇雲に里親にお願いするという訳ではなく、児童相談所も里親側の事情を調査したり、里親側の意見も聞いてくれたりします。
子どもを委託する方向で話が進んだら、子どもとのマッチングがスタート。
マッチングは、何度か短い時間で実際委託を受ける子どもと触れ合ったり、日帰りで遊びに行く、一泊、二泊家に泊まる・・・・などを繰り返し、里親と子どもが互いに慣れていく準備期間 と思ってください。
さらに詳しく里親制度について知りたい方は、厚生労働省の「里親制度について」もご覧ください。
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