高校の担任の先生
私が高校生の時、2年間担任を持ってくれた先生が、人としてとても好きでした
常に穏やかで、生徒に近い目線に立ち、それでいて、自分のことも人のことも俯瞰している方でした。
特に自分が凄いなと思っていたのは、その先生の人の言葉を一旦全て受け止める姿勢
自分が納得がいかないこと、自分にとって良くはないことでも、怒りや苛つきは見せず、まずその言葉や事実を受け入れてから頭の中で咀嚼し、自分なりに考えた上で言葉を返していました。
そのため、高校生の私が生意気に言うことにも、「面白いですねえ」と頷いてくれていました。自分より二回り位年下の子供の意見や思いを受け入れてくれる姿勢に、驚いたのを覚えています。
いつか自分もそんな大人になりたいとその当時は思いましたか、22歳になった今、全くその先生の人間性に近づけていないどころか遠ざかってるのでは、、、?と思うことも多々あります。
ただ少なくとも、そのような自分の意志や考えに捉われすぎず、素直に人の言葉を聞いてみる姿勢の大切さは忘れずに生きていきたいです
私が卒業した1〜2年後、先生は突然学校を辞め、今では誰も連絡が取れなくてなってしまいました。
時々、ふとお話したいなあと思うので、もうお会い出来ないことがとても悲しいです。
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