錯視、錯に溺れる
策士策に溺れてるんじゃないんです。
錯視です。
要は見間違い。
パーキンソン病の症状なのか、薬の副作用なのか、定かではないですが、
たとえば…
落ちているビニール袋が白猫に見えたりするアレのことです。
最近、その錯視がひどい。
黒い櫛は大きな虫に見える。
エアコンの室外機が体育座りした人間に見える。
グレーの靴を履いた人が隣にいれば、
足元に鳩がいるんじゃないかって思うし、そう見える。
おっさん!
はと!
履いてるよ!!!
混乱する。
よくみて、いちど冷静になって、
深呼吸してみたら、
グレーのニューバランス履いてるおじさんだった。
自分で自分がおかしくなって、
電車で笑いが止まらなかった。
(もう、これだけでいろんな意味でおかしい人にみえますね、うん。)
おっさんが鳩履くわけないじゃん!
って。
着実に蝕まれていってるんだな、
って怖くもなるけど、
脳の錯覚って面白いなぁ、とも思った。
そして、これはネタになる。とも。
身体の動きだけではない
いろんなことがからだじゅうで起きている。
今日は何が何に見えるだろう。
そして、世界の本当の色は何色なんだろうね。
たしかなものって意外とないのかもしれない。
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わたしは、神経難病と言われる、
若年性パーキンソン病にかかっています。
普段の生活を書いています。
みんなに障害について、難病について知ってほしいです。