娘と私の出勤事情
今春3月末に大阪から横浜に引越してきたアラフォー2児ママです。
保活停滞、職探しも出来ないもどかしさと焦りを感じつつ何も出来ない約1ヶ月半を過ごし、事態は急変。
あれよあれよと職場が見つかり、それに間に合わせるため必死で探し、一時預かりしてもらえる施設を見つけられました。
私が初めて利用した施設の申し込みから利用開始まで。
さて問題は、娘も職場近くまで片道1時間半、電車を乗り継いで連れていかないといけないこと。
娘はまだ一歳半をすぎたところ。到底歩いて連れていくのも無理だし、ベビーカー移動は荷物も多く大変な上に移動にもっと時間がかかる。
抱っこ紐で行くしかないのですが、なかなか大変でした。
抱っこ紐で1時間半。
聞いただけでも大変と思うのですが、その時の私には出来ることしか考えられていませんでした。
抱っこ紐で1時間半移動するなんて別にいつものことだったし、体力的には自信がありました。
では何が大変だったのか?
荷物です。
一時預かりの場合、毎日保育園の子と違って、毎回、毎日の通園準備に加えて、お昼寝セットや予備の服の持参が必要になります。
毎日保育ならお布団やパジャマ、予備の服は園に置いていけます。週明けに持って行って週末持ち帰る。負担はそのくらい。
あ、大阪ではお昼寝はお布団セットでしたが、横浜ではどこの園もお布団は準備してくれていてカバーと掛布団様にブランケットや毛布を持っていく感じです。
車を使えない園も多いのでお布団だと結構な荷物になって大変です。なのでカバーだけなのはありがたかったです。
実際にも、電車通園ではお布団は有り得なかったと思います。
話を戻して、
一時預かりには枠数があって、毎日違う子が利用ます。なので、うちの子が使うロッカーやお布団が別の日には違う子が使っているのです。だから置きっぱなしに出来ない。
この負担は電車通園には結構キツかったです。
カバーとブランケット、パジャマだけとはいえ、なかなかかさばるし地味に重い。
予備の服だって、3セットも持っていったら結構重いです。
さらに電車通園した施設はお弁当も必要でした。後から利用した保育園では給食だったのでその有難みが凄かった、、
通い始めたのが夏の始まりだったこともあり、お弁当にも気を使う。保冷剤に保冷バッグに、水筒も満タン、氷も入れて。
一つ一つは大した量ではないけど、それらが合わさるとめちゃくちゃ重い。
通い始めるまではそんなことにも、気づけなかった。
何しろ思ったより早く社会復帰出来ること、すごくいい職場が見つかったこと。
そして何より、娘を他のお友達と遊ばせてあげられること。
早くから保育園に預けることを善と考えない人もいるかもしれません。
中には申し訳ない気持ちで保育園に預けて働いている親御さんもいるかもしれない。
だけど私たち夫婦は逆で、小さな頃から家族以外の色んな人と接する方がいいと思っていました。
長男の時も1歳から保育園に入所しましたが、やはり家庭で育てるよりかなり多くのことを早い段階から吸収し、家庭では経験できない体験をたくさんして、子供なりに色々なことを乗り越えて成長したと思っています。
何も知らない幼い子にとって、ただ母とだけ向き合い過ごす平凡な日常は、刺激が弱すぎると思うのです。
少なくとも私は、私にはそんなに日々バラエティに富んだ育児を提供できない。
もちろんお出かけもお散歩も、おうち遊びもお手伝いも、、手をかけることはするけれど、同じ行動だって、毎日一緒にいる母と2人きりで行うのと、同じ年代のお友達や色んな世代の保育士さんと関わるのとで全然違う。
だから、私が職場復帰に急ぐのには、娘にも良質な育児を受けてもらいたかったから。
かと言って、保育園の保育が良質である必要はなくて、どんな環境であれ、体験が大事。
小さな頃から色んな環境を体験することで、それは経験となりその子の性質や才能を形成し、学校や社会でのその子の人格の基盤になる。
大げさかもしれないけど、そういう風に考えています。
今回利用した小さな施設で娘は、お友達を作り、先生たちに可愛がられ、自分の存在をしっかり位置づけてきました。
娘の性格。
明るく好奇心旺盛。
怖いもの知らずで人懐こい。
ああ、本当に預かり場所が見つかってよかった。
たとえ週2回でも、こうやって娘が自宅以外の場所で、家族以外の人たちに自分を表現し、楽しめる時間が出来たことが嬉しかった。
お迎えの時には元気に駆け寄ってきてくれる。
その笑顔が私の元気の元になり、「ああ、間違ってなかったんだ」と思わせてくれる。
片道1時間半の子連れ通勤は想像を遥かに超えて辛かったけど、この日は私にも娘にも自宅以外で過ごすリフレッシュデーになったのです。