築地 波除稲荷神社にお参り。
コロナウィルスの自粛が解除されて、銀座界隈も賑わっていました。
築地も若いカップルが場外市場でお寿司を食べていたり、人手が戻りつつあります。
今日は、波除稲荷神社にお参りしにいった。
ここは、お稲荷様を祀っているのですが、江戸時代(万治1660年前後)に築地一体が埋め立て工事をしていたころ、波浪により工事が難航していたときに、海中に漂う稲荷明神の像を祀ったところ、波浪が治まった。
それで、航海安全や災難除け・厄除けなどの神として信仰されています。
稲荷神社は、五穀豊穣・商売繁盛が基本ですが、ここは厄除けが強調されています。
人間ある程度の年齢になると、成功するぞ!金持ちになるぞ!という気持ちよりも、平穏無事に生きていきたい。そう思う時期がくるものです。
そのようなステージになったときには、幸福よ来てください。という祈りよりも、厄よこないでくれ。という祈りに移っていく。
何事もないことの幸せ。平凡というは、有り難いこと。
コロナ禍が、来ないこと。これが今の日本、そして世界で一番望まれているでしょう。
旧築地場外市場は、いまも健在。美味しいおみやげも買え、とても楽しい神社参拝になるはずです。
日本と世界が禍から逃れますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?