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大人になって絵本を読んで初めて泣いた


きっかけはブレディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の本の中でこの絵本を知った

ちょっとネタバレ含むので要注意です!!
お話は一緒の群れで生活していた2羽のオスのペンギンが仲良しさんになり周りのカップルの真似をして、家を作り卵をかえそうとします
でも、卵を産めないので代わりに石を交代で温めます
けれども温めても温めても石がヒナになることはありません
彼らを観察していた飼育員さんが余っている卵を彼らに抱かせたら、見事にヒナがかえって・・・
アメリカのセントラルパーク動物園のペンギンたちの本当のお話です 

ページを進むごとにジンワリと心にくるものがあり、作者あとがきで実話であったことを知ってさらに感動して、大人になってから絵本を読んでここまで深く心が動いたのは初めてでした
彼らが石を温め始めたこと、でもいくら温めても石のまんま 切ない
飼育員さんが彼らの行動をよく見ており見守りながらも他のカップルが生んだ2個の卵の1個を抱かせる機転を働かせたこと(そのカップルはいつも2個生んでも1個だけ温めていたから)等何という展開でしょう
飼育員さんナイスです

子供の時から色んな考え方や捉え方があること多様な性についても受け入れる土壌を作っておくのもいいかもと孫たちに読んで欲しくて買ってみたけど、期待以上に素晴らしい本でした
孫たちの反応も楽しみです  保育園等ですでに読んでるかな
                             2022/10/10







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