見出し画像

友との45年ぶりの再会の旅

今から4年前の2018年12月のできごと

ずっと叶えたかったかった夢の一つのホノルルマラソンを無事完走し、ひと眠りした後に帰国に備えて荷造りをしている時に携帯が鳴った。
現地時間の夜中の3時頃だった。

ホテルから見たワイキキ

誰だろう?
ショートメールだったか?メールだったか?記憶は定かでないが、登録していない番号からだった。

卒業して40年間年賀状1枚の交流もしていなかった友からだった。
びっくりしたけれど、すぐに嬉しさと温かい気持ちが湧いてくるのを感じながら文字を見つめた。

最近開かれた同窓会の名簿を見て連絡をくれたとのこと。

そこから、交流が再開した。
九州と関西と離れているため、もっぱらラインが中心だった。
中身は日常のことだったり、彼女の仕事のことだったり、緩い感じでつながっていた。

私は既に仕事を卒業していたが、彼女は今もバリバリ働いている。
新幹線に乗ってこちら方面にも出張に来るらしい。

この4年ほどの間に何度か再会する計画があったが、私の都合が悪くなったり、やっと会えるとなった時もコロナ騒動が勃発して中止したり。

そんな中、先日ようやく、ようやく実現したのだ。

2022年12月11日、大阪環状線の森ノ宮駅で待ち合わせた。
改札を出て来たのが彼女とわかった瞬間、どちらからともなく抱き合ったら、何だか胸がいっぱいになった。

近くにあった椅子に座り30分ほど話をしてから、大阪城に向かった。
あまり語られていない部分の歴史情報をメディアから仕入れている歴史通の彼女と、彼女ほどではないが山岡荘八著の徳川家康26巻を読破したりする私も大阪城はそれなりに楽しめた。秀頼の直筆の文書なども展示されており、保存状態がよくかつきれいな文字だったことに驚いたり、『大阪城で暮らしたひとびと』の企画展もやっており織田信長~徳川家康までの時代に関係する人々の展示も興味深かった。
見学中も長い空白を埋めるかのように会話バトルが展開した。
やはり、コロナ禍で観光客が少なかった。私たちには良かったけれど、経済面ではどうなんだろう。

夕食はクリスマスが近いし洒落たお店でも

そんな風にも考えたけど、大阪と言えばやっぱり!!
このお店に決めた。
たこ焼き、明石焼き、たこしゃぶとたこづくしがいただけるお店。

夕食に選んだお店

結果は〇で大いに楽しんでもらえたようだ。最近の彼女からのラインにもまたあのお店に行きたいってあって、よかったよかった、私も大好きなお店。

帰りは御堂筋のイルミネーションを楽しんで

翌日は神戸方面に行く予定だったけど

朝、ベッドの中でなんだ力が入らないと思っていたら、彼女からルームコールがかかってきた。彼女も調子が出ないらしい。
と言うことで行き先を天王寺方面に変更する。
調子が出ないときの顔をしげしげ見ることは経験なかったけど、今回しっかり見たら、年齢的なことも合わさって、皮膚がだらんと緩むんだなって思った。5歳は老けてるぜ!!

あべのハルカスへ

ハルカスから見た神戸方面

ゆっくり、まったりとした時間をハルカスで過ごす
ハルカスより北方面に大きなお寺が見えた。
彼女は四天王寺かなぁと言っていたが、違うんじゃないの何て、何も知らないのに私は答えた。その場で調べても地図アプリが上手く起動しなくて諦めた。家に帰ってから調べると四天王寺だった。まだ、彼女には報告していなかったことに今気が付いた。 

こうして文にまとめてみると、思いもかけずの出来事がこんな風につながっていくんだなって改めて思った。
人生はこういうことの繰り返しだな。
人を大切に、自分を大切に、その時、その瞬間を大切に生きていきたいな、この先も。 
今度は私が会いに行くね。               2023/1/29

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?