年末年始が大嫌い

忙しなく過ぎていく師走の日々。いよいよ年の瀬、仕事もおかげ様で忙しくさせて頂いています。

が、私は毎年この年末年始の時期が嫌いです。

忙しいからではなく、「自分で望んでいないのに勝手に年を一つ進められる」から。

世の中は不平等で出来ていて、私は私が女性であることや精神疾患を持っていること、体型や能力で区別されることに不満は持っていません。むしろ個体値が違うのだから、すべてが平等というのは無理があると思っています。

だからこそ余計に、こんなに不平等で成り立っている中で、「時間の経過」だけが平等なのがどうしても納得いかないのです。1日は24時間で、それを365日繰り返すと1年が経つ。この感覚がなぜ各々にまかせてくれなかったのかと思うのです。

あともう何日かで2020年がやってくる。

私はまだ2019年にいたいと思っていても、それは絶対に叶わない。

いつも年越しの瞬間は憂鬱で仕方ない。

こんなふうに思うようになったのは小学校低学年の頃からで、長期休みが終わってしまうのをどうにかして阻止出来ないかと頭を悩ませていました。時間をどうにか止められないか、楽しい1日をもう1回繰り返せないか。でもそれは無理だとすぐに気がついて、「なんで?」の問に誰も答えてはくれませんでした。

もちろん時間感覚が人と共通であるから生活が成り立っていることは、私ももう大人なので頭ではわかっているのですが、心の中では誕生日も年末年始もモヤモヤ鬱々しています。

めでたくない年明けがもうすぐやってくる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?