着生ランはプラスチックの夢を見るか
3Dプリンタでチークバスケットならぬ「プラスチックバスケット」
STLはこちら
3Dプリンタがわからない草ファンへの解説
ノズルから熱して溶かしたプラスチックを板に塗りたくって造形する機械
家庭用が買おうと思えば買える値段してる
自分でデータ上でモデリングしたものをプラスチックに出力することができる
理論上植木鉢作り放題
草がわからない3Dプリンターユーザーへの解説
着生ラン植物は、本来他の木にくっついて住んでいる(居候だが寄生はしていない)
花がかわいいので愛好家が多い(ペットにおすすめ)
ただし上記の特殊な生態ゆえに管理が難しい、水をやりすぎてもやらなすぎても枯れる
よって置き場の環境で水やりの頻度や植え込み剤の最適解が激変し、最適解が飼い主によって大きく異なる
自分で草の最適解を用意する
市販品で妥協できなくなった理由がいくつかある。
所在地は熱波と害虫が過酷すぎて外に出せない
写真で植わっているバンダという草は特に水苔が嫌いだが、空気の感想も嫌い
かと言って市販のバスケットだと乾きすぎる
水切れと加湿の間をとって、「底に水が適度に溜まるプラスチックのバスケットにバーク植え」にすることにした。
これが良かったらしくて、上の写真の草は素焼き鉢から移住させたら一気に元気になって新芽も根っこも動き始めた。
屋内に草を閉じ込めている人はご一考を。
ところで
この根っこ着生してない?
触ってみたら動かない。結構ちゃんとくっついていた。建前上はPLAが生分解性だからだろうか。
PLAにくっついてくれるとなると、できることが非常に増えるのでありがたい。
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