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熊野古道を歩く②

2023.2.27

「滝尻王子から牛馬童子口」
中辺路1から23まで

前回から1ヶ月。
装備あらため、「中辺路を歩くぞ!の巻」がスタート。​
歩いたのは「滝尻王子から牛馬童子口」

約12キロ。7時間。​
さすがに歩けるかな??と不安になり、今回は語り部さんに案内をお願いしてみた。

8:00 道の駅 熊野古道中辺路で待ち合わせ。​
8:15 熊野古道館で熊野の歴史や熊野古道について教えてもらう​

8:50 滝尻王子 参拝の仕方を教えてもらい、ご挨拶を済ませ、出発。

「手のひらを立てた如き急坂​」言われるだけあって、いきなりなかなかの登り道。ほぼ写真を撮る余裕なし。

途中の道で赤い実をつけた植物を見つけ、語り部さんが「一両・百両・千両・万両」の植物の話をしてくれた。​

これが一両。葉っぱが可愛かった。

5月になると幽霊のような白い花がここにいっぱい咲くよと見せてくれたギンリョウソウ。​

いつか見てみたい。

このあと、なんだかすごい巨岩に案内してもらった。​写真を撮りたかったけど、大事な場所なのかも?と、なんとなくやめた。そこは神さまを呼ぶ場所だったのだそう。岩の中に​神さまが泊まる場所と神事をできる空間があった。

9:17 よみがえりの巨岩「胎内くぐり」に到着。​

ここに来てみたかった!

この穴から入り、

この穴から出てくる。え、通れる!?と思ったけど、なんとかスッと出てこれた。

出てきたら身体が軽くなった気がした。気のせい??

近くには乳岩も。

岩の上の植物がすごくワイルドに育ってた。

万両に出会う。万両は実が真っ赤で下向きにつくらしい。

こないだ歩いた時は、これなんやろ?と思ってた木の案内。500mごとに1本立っていると教えてもらった。

ということは、スタートからやっと500m。ここまで1時間。今回歩くのは23番まで。おぉ、歩けるかな、と少し思う。

語り部さんがいろんな話をたくさんしてくれた。
わたしだけだったらきっと素通りしている。

10:21 やっと1500m

この案内の木が好き。

この下に道があって、タクシーでここまできて歩く人もいるのだそう。

気持ちいい道。

10:30 さっきまであの山の上のところを歩いてたと聞いてビックリ。

見上げると最高の景色。

いろんな木があった。こーゆー道大好き。

11:17 高原まであと少し。

語り部さんはいろんな植物の話もしてくれた。

着いた!高原熊野神社!

御神木に感動する。

左 紀三井寺 と、書いてあるらしい。え!歩けるの?と改めて驚く。

猿田彦さま。ご縁があるなぁとビックリする。

11:57 高原に到着ー!持ってきたお弁当を食べる。幸せ時間。

お昼ご飯だ!

ここもゆっくり見てみたいなー。

12:30 高原を出発。あの尾根をさっきまで歩いてたと聞いて、またまた感動。歩けるもんなんやなぁーー。

蜜蜂の巣箱。

この木に大感動。

夢中。

13:02 面白い建物を発見!

そーっと覗かせてもらう。なんかすごい。

13:23 紀州藩が作ったというため池。

13:40 なんか、ここがとても素敵だった。

昔の道標。

15:12 17番の手前。優しい木々がたくさんあった。

すっかり午後の木漏れ日。

20番、21番、22番と来て、だんだん名残惜しくなる。

よく歩いたなーという気持ちと、もう少しここにいたいなという気持ちで、23番到着16:51。

おぉ、達成した!歩けた!

語り部さんと写真撮って、滝尻王子まで車で戻り、お礼を伝えて、手を振った。また会えるといいな。71歳、元気な面白いおじさんだった。

帰りの道、空がとてもきれいで、すごい1日やったなぁとしみじみ。

あとで振り返ったら、どの場面が心に残ってるかな。楽しみ。

続きをまた歩きたい。

熊野古道、なんだか不思議な道。

また行くね!いい時間をありがとうございました!

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