学生時代に住んだ街を走ってみた

約5年振りに、東京に行って大学時代の仲間に会った。
みんなそれぞれが年を取ったけれど、そんなに変わらない。
それぞれが家族を持ったり、社会人として揉まれたりで、40代の顔つきになっているけれど、中身は変わらない。
今回は、大学がある街に宿泊した。

翌朝は、学生時代に住んだ街をジョギングしてみた。
8年半住んでいた街。
かつて住んだアパートやバイト先。
かつての通学路。
変わったところと変わってないところ。
それぞれを懐かしく見ながら、当時のことを蘇らせながらのジョギング。
大学の最寄り駅の北口が大きく変わっていてびっくりした。
気が付けば5~6キロほど小雨の中を走ってた。
この体験ができただけで、ジョギングを始めてよかったなと思う。
スーツケースにランニングシューズを入れて持ってくるなんてね。
出掛ける直前に思いついたけれど、それまでは考えたこともなかった。
この街の名物、だんごの輪島で朝食用のお団子と、お土産用の最中を買う。

この日は大学出身の税理士の集まりがあって大学に行った。
かつて通った大学は、新しい3階建ての図書館ができていて、地元も県立図書館よりもお洒落で立派だ。
うらやましい。
学びたい人には極楽な環境だ。

大学に集った卒業生の税理士たち。
同じゼミの先輩や後輩。
税理士を目指す学生も参加しての相談会も開催された。
懇親会の飲み会で、これまでのことや今のことをそれぞれの視点で話す。
その一つ一つの言葉に、みんなが反応する。
ここが原点だったんだな。
自分もいろいろ悩んだな。
学生時代のことや、税理士試験のことや、仕事のことなんかをこんなに話して、みんなが聞き合う場って他にない。
同じ大学出身の、同じような学生時代を送った仲間だからこそ伝わる言葉。
この大学に入って良かったな、と思った。

帰りの新幹線の中で、新しく出会った人をハニカムマップに配置した。
ホームページを持っている先生たちは、リンクを張った。
並べてみると、それぞれの学年や人とのつながりが見えてくる。
ハニカムマップに残しておくことで、何年か経ってから再開したときにも、あのとき会いましたねって言えるように忘れずにいたい。
大学に入ってから、税理士になるまでの過程もハニカムマップにしてみた。
学生や後輩たちが、あのときの自分のどの段階にいるのか。
先輩たちの人生に自分を当てはめると、自分の今後の未来も見えてくる。
人生はあっという間だ。

やってみたいことは、どんどんやっていくようにしよう。
躊躇している暇なんてないんだね。



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