水害の記録⑬


7/30(日)

実家に罹災証明書の用紙を持って行って、母親に書いてもらう。

今日は、先日実家に来なかった家屋被害調査が改めて来ることになっている。

何時に来るかはわからないが、11時からは妹が立ち会えない時間になるので、実家にその時間はいて欲しいと言われる。

家に戻り、床下へ。

前日に100均で買ってきた掃除グッズで、細かな清掃をすることにした。

いろいろと買ってみたが、役に立ったのは次のもの。

①山切りカットの小さな浴室用のブラシ

 これで、がりがりと床下の壁と土間床とが直角に混じる端っこを擦ると、結構な量の粉塵が取れる。

 床中をこれでがりがりとして、わずかな泥汚れや砂を掻き出す。

②小さな塵取りと刷毛

 ①の後で、刷毛で壁や床を掃いていく。粉塵を小さな塵取りに入れて、バケツに捨てる。

他にも小さなブラシなども買って、排水ホースや吹付との間に残る泥土を掻き出そうと思ったが、細かすぎて難しい。

高圧洗浄が一番いいのかもしれないが、あまり水を使う作業はしたくないので、これは諦める。

大きな汚れは落としているので、問題はないんじゃないかと思う。

11時になり、再び実家へ。

さきほど市の人が来て、家屋被害調査が終了し、罹災証明書も提....出したとのこと。

良かった。

昼に家に戻り昼食。

再び床下へ。

一日中、床下のブラシ掃除。

トータル4時間くらいは潜っていたけれど、家の半分が終了した。

今日やったエリアは、前に掃除をしていて、ある程度終ったと思っていたが、丁寧にやると意外と残っていた。

夕方以降実家へ行って大きな荷物などを運ぶ手伝いをする。

家に戻田時には、すっかり日も暮れかけていて、涼しくなった。

側溝の泥を流す作業をする。

7/31(月)

この日はサーキュレーターとダクトファンを動かして仕事へ行った。

この雨でリスケジュールをしていたお客さんのところへ行く。

お互いの情報交換をすることで、より被害の状況がわかった。

8/1(火)

実家にダクトファンを届け、仕事へ。

月初会議。関与先の被害状況とインボイスの対応状況を確認。

休業を余儀なくされ、設備もやられてしまったところは、保険の有無、資金繰りなどの確認をした。

また、個人は、雑損控除や、災害減免法の適用・有利不利判定なども意識してやる必要がある。

午後の打ち合わせでは、スキャナ保存の促進について。

こういう災害を通して、お客さんのところに行かなくても対応できる体制を整えるべき、というような話をする。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?