「白魚のような手」に惚れてしまった
○○○○○○○○、
へっぽこランナーのronronです。
66日ライラン最終日、何を投稿しようか。
そう、今日は、土曜日。
土曜日といえば放課後ライティングクラブのお題の日です。
放課後ライティング俱楽部の「土曜日に書いてほしい8/31」のお題「好きになった瞬間」より、加筆修正したものです。
20代後半、マッチングアプリとかなくて「お見合い」してました。
見合い回数クリスマス(25回)を超していてその頃から数えるのをやめました。
なので何回目のお見合いかは、わかりません。
仲介人に「写真だけで判断するのは失礼よ!会ってみないとわからない」と言われましたが。
当時の写真は今みたいに合成できないし、写真でなんとなくだけど会いたくないと思った人は、やっぱり無理な感じでした。
庭に座って笑ってる男性の写真。
優しそうな人だったので会うことにしました。
仲介人の方の知り合いみたいでもう一件あって仲介人の人は、別の人を推してきましたが。
(知り合いからは、失礼な話、お金を取れないからかなぁと…)
何回お見合いしても慣れなくてまともに相手の顔を見ることができません。
下を向いていたので男性の手が見えてその手がすごく綺麗なんです。
すらりとした細長い指と真っ白な透明感のある手。
まさに「白魚のような手」でした。
私の手は、父に似てしまって血管が浮き出ていてゴツゴツしてます。コンプレックスがありました。
そのせいか、
一瞬にしてその手に惚れてしまいました。
少ない恋愛経験の中で手に惚れたのは初めてです。何がきっかけかは、わかりませんね。
クリスマスを超えた20、多分30ではないと思うのですが、20何回目が最後のお見合いとなり、
その手も60年使っているので年季の入った手になりましたとさ。