【公務員試験】公立保育士・幼稚園教諭の志望動機の書き方と記載例(※例文あり)
お知らせ💡
本記事では、公立保育士試験における「志望動機の書き方やコツ」について解説していきます。
と、その前に!
「面接カードそのものの書き方」に関する基本事項から学んでおきたいという方は、先に下記の記事をご覧ください。
⚠️下記の記事は、本記事を読んだ後、公務員を【本気で目指す方だけ】読んでください👇
◉本記事の内容は、以下の目次のとおりです。
【公立】保育士・幼稚園教諭における志望動機の重要性とは?
公務員保育士の面接試験において、最も重要なのが志望動機です。
面接官は、志望動機を通して、あなたの「志望度の高さ」や「熱量」、そして、「職務適性があるのか」を見定めています。
もちろん、「自己PR」や「長所・短所」などの質問を通しても上記のことを判断する材料となりますが、志望動機がすべての質問の軸となる部分です。
例えば、自己PRや長所短所を踏まえると、「確かに、あなたは職務適正があるけれども、別にうちの自治体職員である必要はない」と面接官に判断されれば、合格は難しいです。
その、最後のワンプッシュこそが「志望動機」です。
面接官が評価をする上で、最後は、「志望度の高さ」や「熱量」が合格の決め手となることが実際に多いです。
とにかく【合格のために志望動機が1番重要】ということだけは、頭に入れておいてください。
【公立】保育士・幼稚園教諭の志望動機の書き方【2ステップ】
これから、志望動機を書くための方法をステップ別に解説していきます!
【1】「志望動機」に関する面接想定質問を知る!
いきなり、ただ闇雲に、志望動機を書き始めるのは絶対に避けてください。
志望動機を書く前に、必ず、【実際に面接試験本番にどのような質問がなされるのかを把握】しておく必要があります。
しかし、多くの受験生はこのステップを飛ばしてしまい、面接カードを記載する段階において、面接で問われる質問を想定して記載することができていません。
そのため、面接官が本当に知りたい本質的な回答ができず、思うように面接官を納得させることができなかったり、面接試験本番で予期せぬ質問がなされたり、自身の発言に矛盾が生じてしまったりして、面接試験の評価を下げてしまうのです。
これは完全に準備不足です。(今この記事を読んでいる、あなたはそうならないようにしてください!)
面接カードを記載する段階で、どのような質問が飛んでくるのかを予測しながら記載することを徹底してください。
それでは、具体的にどのような質問が想定されるのでしょうか?
ズバリ、以下の3つです。
結局、上記3つが【面接官が志望動機を通して最も知りたいこと】です。
ぶっちゃけていうと、この3つに関して面接官を納得させることができれば、合格の可能性はかなり上がります。(しかし、ほとんどの受験生ができていません…)
評価される面接をするためにも、非常に重要な考え方なので理解しておきましょう。
【2】想定される質問から逆算して面接カードを作成する!
次は、具体的に【どのような志望動機を記載するべきか】を解説していきます。
早速、【結論】から述べます。
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つまり、志望動機を通して、面接官が最も知りたい以下の3点について網羅したものを記載することが重要です。
記載するべき内容がわかったところで、次は⑴〜⑶について、個別に解説していきます。
1.「保育士」になりたい理由
ここでは、公立保育士か私立保育士であるかを区別せず、保育士そのものを目指した理由を考えてみてください。
面接カードに書く・書かないは別として、面接対策として自身の考えをまとめるのにも役に立つので、ルーズリーフなどに箇条書きでよいので、保育士になりたい理由をメモしてみましょう。(紙に書き出すことで考えがまとまることはよくあります)
単純に子どもが好きだからという理由ではなく、【保育士でなければ取り組むことができない仕事や業務内容】を挙げるとよいです。
×NG例
2.私立ではなく「公立(=公務員)」でなければならない理由
【1】「多岐にわたる業務を経験できるから」
公立保育士は行政職員であることから、保育だけではなく、自治体職員として幅広く経験できます。
仮に、保育園や幼稚園以外の事務局(ex.市役所の「子ども課」など)への異動がなくても、行政と密に関わる機会が多いです。例えば、役所の福祉課や教育委員会と連携して業務をすることもあります。(ex.乳幼児医療の関係や、就学前検診など)
私立保育所と異なり、公立保育所は役所の管轄なので、役所との関わりはどうしても多くなるのです。教育委員会としても、ルールを決めるのは事務局である教育委員会なのですが、現場を知らずしてよい制度やルールを作れるわけがありません。
そこで、現場を知る園側と事務局側である教育委員会が連携をすることは非常に重要なのです。(=国会のような形ですね。国会議員は現場を知らずにルール法律を定めたりして、批判されたりしていますよね。それと似たような感じです。)
そのため、私立保育士は公立とは異なり、民間であるため革新的な教育や目新しい取り組みなどを行なっているかもしれませんが、あくまで保育のことにしか携われません。
しかし、公立保育士であれば、保育にさまざまな角度からアプローチして関わることができます。
これは、公立保育士ならではの特徴です。
【2】「特定の法人の利益ではなく広く社会に貢献できるから」
公立保育士は、公務員です。
そのため、利益の最大化を目指し利益追求を求める民間企業と異なり、公務員として社会全体に奉仕する必要があります。
現在、公立保育所の数が徐々に減少しており、今後も公立保育所の数が減少していくことが予想されます。
そこで、民営化すれば独自の保育方針やカリキュラムを導入でき、保護者の支援体制も充実するため、待機児童問題の改善にも繋がります。
例えば、公立では実現が難しい早朝や深夜の預け入れや土日祝日の預け入れなども、民間企業であれば実現可能です。
そのため、深夜に仕事がある保護者などでも安心して利用することができるようになるなど、利用者にとっては選択肢が広がり利便性が向上します。社会全体としては、よいことですよね。
しかし、民間企業である私立保育所では、障がいのある子どもをなかなか受け入れてもらえないなどの問題点も露呈しています。
そこで、公立保育所は対応が難しい子どもの受け入れ先として最後の砦と表現されることも多く、社会的にも非常に重要な役割を担っています。
以上のことから公立保育士は、社会的な責任感や使命感が求められる非常にやりがいのある仕事であるといえます。
×NG例
3.「◯◯市」でなければならない理由
▶︎地元の場合
志望先の自治体が地元である場合には、「地元だから」という理由がシンプルですが、やはり説得力があります。
▶︎地元以外の場合
地元以外の場合には、それぞれ自身の背景で使えそうな理由がないかを探します。
どうしても見つからない場合には、上記【3】で対応するのが無難です。
×NG例
ここまで、志望動機に記載するべき内容について解説してきました。
しかし、実際に志望動機を書くとなると、「文章構造」や「表現方法」、「言い回し」など、本当にこれでよいのかと、戸惑うことが多いですよね。
そこで、これから⑴〜⑶を踏まえて、実際に【完全オリジナルの記載例】を公開します。
とはいえ、記載例は非常に有益な情報なので、無料公開はここまでとし、有料(スタバのフラペチーノ一杯分)とします。
無料公開してしまうと、【受験生全体のレベルが上がり、ライバルが増えてしまうため】です。他には、【同じような内容・構成の面接カードが溢れてしまう】という側面もあります。(予備校でも同様の理由で面接カードの記載例を無料でインターネットで公開していません)
ぜひ、スタバを一杯我慢して、合格のためにお読みいただけると幸いです。
(有料部分を読んでくださった方には、おまけに公立保育士の面接試験でよく聞かれる「面接質問集」を無料プレゼントします。無料プレゼントだけでも、700円を支払うだけの価値はあるので安心してください!)
▼有料部分の「記載例」を読むメリットとは?
新卒の方だけではなく、すでに私立保育士として勤務されている社会人の方にも対応していますのでご安心ください。
【完全オリジナル】志望動機(例文)
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